ネタバレ | ナノ


【くれまい】紅の舞姫〜裏〜

―その老人は、私と同じ赤い眼をしていた。

【通称】裏京子編
【時代】戦国時代
【登場】裏京子、大紅、たいち、怜、青柳、舞姫
【一言】女の子とおじいちゃんが旅する話。

ある所に孤児の娘がいた。名を?京子?といい、彼女は山賊に飼われ、人を殺める事で衣食住を保障されていた。
山賊(奴等)は京子の親の居所を知っていると言い、「仕事をきっちりこなし続ければ会わせてやる」と、京子を利用し続けた。そんな生活の中で、京子は人を殺めながら天性の剣士としての素質に目覚めていく。

が、それを恐れた奴等の手によって、京子は殺されかけ、深傷を負ってしまう。更に奴等は、京子の親が既に死んでいた事も明かし、京子を絶望の淵に追いやった。
何とか逃げ延びた所に、謎の老人?大紅?が現れ、「生きたかったら、俺と共に来い。」と手を差し伸べる。憎しみで死に切れなかった京子はその手を取り、奴等への復讐を誓う。

「急所を外してやがる。お前を斬った奴は、相当間抜けな野郎らしい。」

目が覚めた京子は大紅に斬りかかるが、刃がその体をすり抜けた。驚く京子に大紅は、自分は幽霊であり、いつか受肉し天下を統一するのが夢だと語る。
京子に取り憑く代わりに、自分は奴等を殺す剣を教えると約束し、二人はそれぞれの目的のため、共に旅をする事になる。

(補足:大紅を見る事が出来るのは裏京子だけだが、何かの?きっかけ?で大紅は少しの間受肉する事がある。大紅はその?きっかけ?を探している。)

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