ゆき
(ばけねこマンション)
？年？月？日│？歳│cm│kg
▼ゆきとは
・臆病な性格で重度のコミュ障。常におどおどしている。
・暑いのが苦手で、夏は部屋に引きこもる。
・恥ずかしがり屋、露出が苦手。
・友達が欲しくてマンションにやって来たが…？
｢…ゆ…ゆきと申します……よろしくお願いしま……ｱｱｱ｣
▼昔のはなし
ある雪山に雪が降り積もり、そこに雪の力が集まって?ゆき?が生まれた。ゆきは雪として雪山で暮らしていた。
ある日、ゆきは山で人間の少女が倒れているのを見付ける。ゆきは人に化け、その女の子を助け看病した。その甲斐あってか、女の子は元気を取り戻し、ゆきに自分を助けてくれた事を感謝した。そして、ゆきを村に連れて行き、是非お礼がしたいと言った。人里に興味が湧いたゆきは、その申し出を喜んで受け入れた。二人は山を降りた。
里に着いたゆきは、村人達に女の子を助けた事を感謝され、暖かく迎え入れられた。
その晩、ゆきへ感謝をするための宴を開き、村人も女の子もゆきも大いに盛り上がった。
しかしその日は大雪で、外の雪はどんどん強くなっていった。雪の力が増し、ゆきは人間の姿を保てなくなり、村人達の前で雪女の姿に戻ってしまう。
ゆきが雪女である事が分かり、驚いた村人達は一目散に逃げ出してしまった。女の子もゆきの姿を見て泣き出してしまい、ゆきは悲しみながら山へ帰って行った。
それからゆきは人と関わる事を恐れ、山で人間と出会っても逃げるようになってしまう。やがて時が経ち、雪自身も孤独な生活の中で、人間との接し方を忘れてしまった。
そして数百年後、マンションの話を知り、自分と同じ人ではない者なら、自分を恐れず受け入れてくれるかもしれないと思い、勇気を出してマンションに入居する事になる。
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