紅の舞姫 | ナノ

奥野 久幸
(おくの ひさゆき)

大正13年-平成?年

京子達が小さい頃に既に亡くなっている祖父。

元は職業軍人で陸軍の兵士だったが、戦後は警察関係の仕事をしていた。



貧しい家の出身で、幼い頃から奉公に出されていた。
その後陸軍に志願し、その縁で結婚もするが戦争で全てを失う。
自暴自棄になっていた中、戦友との約束を思い出し、身寄りのない小夜を引き取り育てた。
不器用だが小夜の事を深く愛していた。

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