たった1つだけ 誰にも譲れないものがある


『あー、また負けた・・・リョーマ!少しは手加減してよ!!』


「やだね」



俺の部屋に居座ってゲームをする俺の彼女。
W○iのマリパ

定番中の定番だね。

愛用のマリ○を使う俺とピー○を使う林檎姫。
もう二回目というのに未だ勝てない彼女は怒ってしまった。



『もうやめたッ!カル、リョーマなんかほっといて向こうで遊ぼ!』


「ハァ、」



既に怒ってしまっている彼女の機嫌を戻すのは容易くない。
カルピンとそっぽを向いてしまった林檎姫に近づき名前を呼ぶ。
するとさも聞こえなかったかのようにカルピンと遊ぶ彼女。

少しムッとすると、いいコトを思いつきニヤッと口端を上げる。



ギュッ


『!!??』


「俺よりカルピンのほうが好きなの?」



後ろからキツク抱きしめ耳元で囁いてやると真っ赤になって動けなくなる林檎姫。
可愛い奴って思いながら最後に追い討ちを掛けてやる。



「俺はこんなにも林檎姫のこと好きなのに・・・」


『ッ!!』



少し臭いかもとか思ったけど言ってみるもんだね。
これ以上ないくらい真っ赤な顔にそろそろ許してやろうかという気になり、互いに顔を見合わせる。



「プッ」


『なっ!わ、笑わないでよッ!!』


「ごめっ・・・ぃや、」



ツボに入った笑が収まり顔を見合わせる。



「目、瞑りなよ」


『は、え、ちょッ!ん・・・』



雰囲気なんて知らない。
ただしたいからするだけ・・・



『りょ・・・ん、ぅ・・・まぁ』


クチュ、クチ



卑猥な音が部屋中に響き渡る。



「・・・林檎姫、Nobody has only one something that it is not possible to transfer it. 」


『はぁ、はぁ・・・んぅ』







たった1つだけ 誰にも譲れないものがある

(カルピンにもあげないから。)

(ホァラ)

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