バツン、『っあ、いた・・・』

「動くなや、目に消毒液点眼すんで?」

『ちょ、どうして動いたら点眼なの!』

「はい消毒ー」

『う゛あ゛ーーー!!!』

「せんぱい喧しいっスわ・・・」

『痛いもん・・・』

涙目になって痛みを訴える先輩はなんだかすごく、今までで一番色っぽいと思った。
名前せんぱい、と名前を呟いた時にはもう遅かった。

ちゅ、とリップ音を鳴らして先輩の唇に噛み付いたった。

『な、な・・・!!ざざざ・・・!!!』

「・・・嫌でした?」

『べべ、別に、嫌じゃないけど・・・せやけど・・・!!』

「じゃあええやないですか」

『な、う・・・あ・・・///』

「終わりましたよ、消毒。」

『あ、うん、おおきに・・・』

「名前先輩、」

もう1回、もう1回あの顔が見たい。そう思って先輩に声をかけたった。

『ん?』

「もう一個開けてええですか?痛くしませんから」

『ほんとに痛くない・・・?』

眉根を寄せて涙目で耳をおさえて此方を見る名前先輩
でもやっぱり痛がってる名前先輩が一番そそるかもしれへん・・・
俺って変態やんな、部長の事いわれへんやん・・・

「痛くせぇへんすわ」

『うーん、じゃあ次軟骨ね!』

「ほんまに・・・?軟骨痛いっすよ?」

『財前が嘘吐きになるかどうかやし!』

「先輩酷い」

『酷くないもんー』

「変な所に開けられたいん?」

『ちょ、待て待て待て待て待て!!!!今なんで耳のてっぺんに開けようとしたん!?』

「気分っすわ。」

『・・・・・』

「開けますよ?」

『え、あ・・・どこに?』

「こ・こ。」

バツン

『う゛あ゛ぁ!!!いきなりすぎや!』

「痛かったですか?」

『・・・さっきよりは・・・』

「まぁ痛いんはここからすわ」

『え?』

「はい消毒ー」

『あ゛あ゛あ゛!!!』

やっぱり先輩にはこの顔がええなぁ、と思う俺はドSなのか変態なのか分からんけど、いつか先輩のこの表情全てを独り占めしたろ、と思ってる。

覚悟、しててや?














ピアスと覚悟と、





(名前先輩)(なにー・・・(痛い・・・))(キスしてええですか)(は!?なんで!?え、ちょ、なんで近づいて!!)(ん、)(ちょ、あ・・・)(ごっそさん)(・・・・・へんたい・・・)(今なんか言いました?)(ちょ、ピアッサーかまえんといて!!)(ほなら言うなや)((こいつほんまに私のこと先輩やと思ってるんやろか・・・)白石君助けてやー)(なんで部長が出てくんねん)(謙也くんでもええけど)(・・・名前先輩、舌出して?)(・・・開ける気やろ?)(さぁ?どやろ?)














100405*紅羽
財前は白石とは違う方向の変態だといいな^^
ピアスネタw←
ほのぼのとギャグの境目が分からなくなってきた管理人ですorz
ほのぼの&ギャグって感じやな・・・これ・・・あーもう分からへんねんけど!!!
まぁそこまでギャグ色強ないしええか・・・
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