『なんで春休みも学校来なきゃいけないのよー・・・』

蔵「そらテニス部のマネージャーだからやん」

『むー・・・あと少しで入学式だっていうのに皆良くテニスするよねー。春休みくらい休めばええのに・・・』

謙「名前は休みたいんか?」

『あたりまえやないですかこんなにこき使われて・・・ってあだだだだだ!!!!!!!何するんですかユウジ先輩!』

一「ゴミついてたから取ったろ思ったんになんやその言い草は!」

『髪の毛何本も毟っておいてよー言えますね!どの辺がゴミなんですか!!』

一「悪い、存在そのものやったな。」

『ほんま先輩いつかシバきます』

蔵「あんな、今日は皆に言わなあかん事があんねん。聞いてくれるか?」

謙「なんやねん白石。いきなり改まって。」

蔵「あんな、俺のこの左腕・・・実はほんまに毒手やねん。」

『え、あ、嘘やんな?蔵先輩?』


「「『「「・・・・・・・。」」』」」


謙「白石君、もう俺に近づかんとって」

一「せや、もう触らんといてな白石君。そうや無くても俺に触ってええんは小春だけやけど!」

小「いやーんユウ君ったらぁ(はぁと」

千「俺はちょっと退部してくるったい。」

『千歳先輩何ちょっと散歩してくるみたいなノリで言ってんねん。』

銀「白石はん哀れやなぁ・・・」

財「ちょ、部長こっち近づかんといて下さい。」

蔵「嘘やて。皆そこまであからさまにせんでもええやん。」

謙「お前が言うと冗談に聞こえへんねん!」

『金ちゃん泣きながら出てったで?』

財「金太郎捜さなあかんやんけ、なにしてるんすか部長。」

一「っていうかいきなりなんなん?」

蔵「自分ら今日何の日か知らんのん?」

小「今日は」

銀「四月一日やなぁ。」

千「あー、一年に一度泥棒をしてもいい日っちゃね!」

『ちげぇぇえええ!!!なんで泥棒なん!それ犯罪ぃぃいい!!』

千「嘘吐きは泥棒の始まりっていうったい。ばってん泥棒の日たいね。」

財「別に千歳先輩が捕まっても他人のふりしますから。近づかんとって下さい。」

一「アホ!千歳が捕まったら俺ら全国に行けんくなるんやで?出場停止とか洒落にならんわ!」

『千歳先輩頼むから間違いだけは起こさんとって・・・』

謙「千歳、退部するなら今んうちやで?」


『で、なんの話やったんでしたっけ?』

小「蔵りんの毒手からやわー。」

一「ほんまなんやねん白石のアホ」

蔵「なぁ、」

謙「なんや?」


「嘘っちゅーのが嘘やったらどうする?」




全員「すんませんでしたァ!!!!」














100401*紅羽
真相は想像にお任せします^^^
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