Y

帰る時間になった。


なんか… あっという間だった。
寝てたし…



今日の高杉たちへの気持ちが何だったのか、松陽先生に聞いたらわかるかな?


はじめてだ…… 人と話をしたくて 足が弾むのは。


「ただいまっ!!」


夕方だからかな…
部屋が暗い。


「先生ー」


……………………


返事がない。


「先生? いないの?」


探しても、家の中には誰もいなかった。


出かけたのかな……?


仕方なく部屋の座布団の上に座る

どこに行ったのかな……


それとも、もしかして……


夢が覚めたのかな………


帰って来ないのかな…?



2時間待っても、3時間待っても帰って来ない。


そうか………


夢が………覚めたんだ……


ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー



次#


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -