兎の涙


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兎の涙


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松下村塾に入って、随分と日が経った。


『また雨か…』


塾に住んでる銀時と違って、他の子達は家から塾に来る。


先生は昨日から町にシュッチョーとやらで居ない。


そんな早朝に事件は起こった。









「あれ?先生、銀時は?」

登校して来た高杉が、町から帰ってきた先生に質問した


「私も今捜しているのですが、塾の中には居ないようで…っ」


焦り気味のようだ。


どうしたのだろう…


「とりあえず晋助は教室にいて下さい。私が捜して
「先生ェェェェェエエエ!!」


「ヅラ!!銀時が…」


「ヅラじゃない桂だ!!先生、さっき、見たんです!!」


「何を?」


「ここに来るとちゅう、おとなの人たちが、銀時を連れて行ってたんです!!」







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