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ーーー土方side
突然来た銀時は、やはり未だ思い出せない様子だ。
来て早々、口を開けば攘夷だの、高杉だの言ってばかりだ。
記憶がないから仕方ない。
いや、仕方ないじゃぁ許さない。
隙を見て銀時に媚薬を飲ませることができた。
キスに夢中になって絡んだきた腕がパッと離れていく。
いつもは腰を抜かしてへたり込むくせに、今日は膝をガクガクとさせながら根羽ってやがる。
「随分ノリノリだったじゃねーか」
「う、……るさっ……」
「いつもは腰抜かすくせに」
「だま、れよっ!!………今、なにを…」」
「媚薬だよ」
「びやく?」
「あぁ、知らねーか?気持ちよくなる薬」
「っー!!」
「体熱くて仕方ねーだろ?」
「!? 誰がっ!!」
「意地張るな。体は正直ってな。ほら、勃ってっぞ」
そう言いながら、ズボンを押し上げる自身の先端を指でグリグリすると、くちゅりと先走りの音が聞こえた。
銀時の顔が真っ赤に染まり、可愛らしい声を出す。
俺はわざと銀時が弱い耳元で囁いた。
「自慰以上の熱の冷まし方、知ってるよなぁ?銀時」
「ふ、ゃっ…、しらな、」
「いや、知ってるよ。体が覚えてるはずだ。…………俺の体貸してやるから 好きに使えよ」
「っ///////」
「俺を、欲しがれ」
銀時の呼吸が激しくなる。
まぁ、ただでさえ感じやすいのに、媚薬飲まされてキスまでされたらキツいだろう。
さぁ、俺を欲しがれ。
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