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「はぁ!? 記憶喪失?じゃぁ、俺のことも覚えてねぇのか!?」
「すいません…」
「…謝るなよ、お前に謝られるの調子狂う」
「……あなたにも… 以前の僕は御迷惑をおかけしていたんでしょう?」
「あぁ?」
「いえ… なんでも、ありません… では、失礼します。」
「待てよ! お前 思い出すなら手伝うぞ?」
「…… ありがとうございます…でも僕はもう、思い出したくないんです…… 」
気に入らない…
なにかが…
気に入らない………
「ちょっと、来いよ」
「え?」
土方は 銀時の手を無理やりつかみ、屯所に連れ帰った。
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自室に着くといきなり銀時を押し倒し、銀時が抵抗する前に両手に手錠をつけ、自由を奪う。
「なッ……なんなんですか?!」
「気に入らねぇーんだよ… すべて忘れやがって…!!…ッ…本当に… 気に入らねぇ… だから、今から思い出させてやるよ…」
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