V




ーードクン


「んッ………!!」


おかしい。

体が熱い。毒は皆こんなもんなのか?


「はぁー………、はぁー………、んッ………、……あつ…」


しゅるりと手首の縄が解かれる。
俺、死ぬのかな?

しかし、縄を解いてくれた土方さんの手にはもう1本縄が握られていた。


床に押し倒され、足をガバリと開かされる。


土方さんは そのまま俺の右手首と右足首、左手首と左足首を束ねた。


これじゃぁ 足が閉じられないのに……

「お前ほどなら悪くねぇな…」


「ひ、じかたさッ………ふぁっ!!!」


ぴちゃりと土方さんが俺の首筋に舌を這わせる


熱い。


熱い。


違う。この熱さは 多分毒じゃない。


「び…やく?」


「ククッ、そうだよ……… 毒だと思ったのか?」


「だって……お、れ……にん、むが」


「お前は殺すには 惜しい。まっ、死ぬ方が楽かもしれねぇがな」

「?」


「楽しませてくれよ?」


着物の間から手を入れられ、土方さんが人差し指を使って俺の乳首でコリコリと遊ぶ。


「ふぁあッ!………ん、ぁぁ……ゃッ!、……」


どんだけ強力な薬だったのか、これだけで有り得ないくらい 気持ちい。脳が溶けそう。


「すげーな…… もうお前のちんぽぐしょぐしょだぜ?」


体中が熱くて気づかなかった。


そう言われると 前を触られないことが苦しくなる。


土方さんは 俺の乳首をコリコリしながら 先走りが流れる俺のそれを見つめる


相手は 殿様

反抗していいのかわからない。


なんてもう言ってられない。


「あ、んたがッ……触るからッ……へん、たい……」


驚くわけでも キレるわけでもなく、俺に顔を向け、ニヤリと笑った。


「随分と威勢がいいんだな……。イカせてほしいか?」


必死に首を縦にふる。


「わかった」


俺の乳首から手を離される。


「なら、ここだけで イってみろ」


「ふぇ?」


土方さんの顔が 胸に近づいてきた。左の乳首に土方さんの息がかかる。


「ん、〜〜〜〜…」


「人間、心臓に近い左の乳首の方が感じるって聞くよな…?」


土方さんの唇が触れて それだけで体がピクリと跳ねた。


そして いきなり勢いよく 左の乳首を吸われる


「ゃっ!!!…ぁあッ、ん、……あ!!〜〜〜〜 ふぁぁぁ…」


ちゃぱッちゅぱッ、と強く吸われたり 離されたりしながら、舌で凄い速さで攻められる


ヤバい


「ぁッ、ぁッ、…ん、あッ!!………、イ……クッ、…、イっちゃ、う」


ちゃぱ、ちゅぱ、ちゃぱッ


「……〜〜〜〜〜〜〜………」


ビクッ


「ん、………あ………………ふ………」


イった気がしない感覚に襲われる。


「乳首だけでイケたな」


そう言ってニヤリと笑われる。


「さわって……イカ、せてよ」


「お前、俺にどんだけ命令すんだ?立場わかってんのか?…………俺をイカせろ。そしたら考えてやる。」


「じゃぁ、手……」


「口があるだろ?」





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