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意識を手放した銀時から自身を抜くと 溢れる精液。


すごい量だ。


当然か……。 もう出ない。


ゴボリ、ゴボリと掻き出すと、銀時がまたビクリと目を覚ました。

「!?」

さすが局長だ。こんな時でも直ぐに目を覚ますんだな…

それともまだ足りないだけか?


「起きたか」


「………あぁ……」


「銀…」


「……俺、ちょっと見回り行ってくるわ」


「あ?そんなら俺が……」


「いや、頭冷やしてくる」


まるで さっきまでの行為がなかったかのような態度。


ホントは動けないくらい体が疲れてんじゃないか?


今のじゃ お前の心は揺れないか?



わからねー



「土方」


「?」


「悪ぃな…いっつも付き合わせて」


「?いや、いいよ」


わからねー。


今はわからねーから



ただ 俺は従う。



愛してるから





end



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