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久しぶりに依頼があった。
畑仕事を手伝えだとか
依頼主は気前がよく、依頼金の他に酒をおごってくれた。
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目が覚めると
真っ暗な 倉庫みたいな所。
「酔ってまた変なとこ来ちまった………?!ッ」
起き上がろうとすると体が動かない。
見ると その場に不釣り合いのシックなデザインのベッドの上で全裸な上、手足がひとまとめにされていた。
状況を見て一気に酔いが覚める。
ギィーーーーーーーー
「誰だ!?」
「こんにちは、坂田くん」
「?!あんたは………… 昼間の」
「昼はどうも。助かったよ〜 本当になんでもしてもらっちゃって☆ また依頼があるんだけど、いいかな?」
だんだん近づいてくる その男。後ろに下がろうとしたが時既に遅し
仰向けでいる俺の上にのり、顔を近づける男
「あんた可愛いからさぁ〜 やらせてよ♪なんでもするんでしょ?」
「はぁ!? ふざけんなよ! 万事屋っつっても売りはやらねぇよ」
「そっかぁ…………」
「わかったらどけよ、これほどいて」
カリッ
男の口の中で音がした。
なに?そう思った瞬間
いきなり深くキスをされる
不覚にも舌の侵入を許してしまった
くちゅっ、くちゅっ
「ん……………はっ…………………………ゃッ…………」
甘い
口内を荒らす舌を気持ち悪さがあるが男の中から甘い味がする。
「は………んッ………………」
気持ち悪い
酸欠で頭がクラクラする
でもその甘が……
俺を進んで舌を絡めさせた
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