V




銀時が起き上がるとベッドに腰掛ける土方。


「………………………」


ヤバい…… なにを話せばいいのかわからない


なんだ? そもそも 俺 なにがしたくてこんな展開にしてんの? やっべー… 真っ暗だし怖いよ… 幽霊でないよね!?



気づけば正座をしている自分に ちょっと恥ずかしい



「っククッ」


「?」


暗闇の中で 土方が笑った


「なッ なんだよ!!」


「いや、自分から対等に話してぇとか言っときながら 緊張しまくってるみたいで おかしくてな」


「/////// う、うるせぇ!! ってか 切り替えはやっ!!」


「あぁ? 別にウジウジしたってなんにもなんねぇだろ? 俺はお前の言うこと聞くだけだしな、なぁ?銀・時・様」



「ッ!!! やっぱお前質悪っ!!!!!!」



話せることに安心する



すると 土方は 立ち上がり電気をつけると、部屋の机の中から 何かを取り出した。



「………ボールペン2本と…紐?それで何すんの?」



「遊ぶんだよ」



土方は銀時の前に立ち、見下ろす








まただ……



絡みづらい目








「ッ! 見下ろすなよッ」


そう言って 空気を壊し、ベッドの上に立ち上がろうとした銀時の肩を、土方は強く抑えつけ ベッドに押し倒される





なにが起きたのかわからない。


ただ いきなり土方の顔が近くなった。





「な、なに…………?」




「なぁ? 銀時……… お前言ったよな? 自分をつくるなって。溜め込むなってことか? じゃぁ 俺のやりたいようにしてやるよ……………」




土方は 服のボタンに手を伸ばした。










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