土方の予想外の行動に 血の気が引く感じがした。

激しいキスをしてくるから一瞬やばかった。
何がなんだかわからない。
見上げてみれば土方がニヤニヤしてる。

何?こいつ普段あんなだったのに意外に積極的なかんじ?


「ひじ…っあ!」


ペースを俺に戻そうとした途端土方の膝が俺の自身をぐりぐりしてきて 自分じゃないような声が上がった。

声を殺そうとすれば身体がまたびくびく跳ねて、認めたくないけど気持ちいい。

頭の中が真っ白になって、今の状況を理解しようとしてもなかなかできない。

土方なんかに感じてるのが知られたくない。


「い、…いたっ…」

「嘘つけよ。勃ってる」


最悪。言われなくてもわかってるっての。いっちょまえに言葉攻めか?

イケそうでイケない刺激が辛くて 止めるように土方の身体を力無く押すと 動きを止めて「どうした?」と言って頭を撫でてきた。


「なに…」

「いや、お前があんまり可愛いから…」

「かっ…!可愛いのはお前だろ!」


言ってる意味がわからない。考えれば考えるほど 今までの土方を考えると余計にわからなくなる。


「そろそろ限界なんだよ」

「は…?」


ちゅっと触れるだけのキスを落とし、俺の着物を乱していく。


「土方!」

「白いな…」


発火していく。






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