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「今日は居るんだな…」
目を覚まして隣に土方が居るのが見なくてもわかった。
寝てるのか起きてるのかわからないが、憎たらしくて何か言わないと気がすまない。
「なんなのお前」
「は?いきなりなんだ?」
「なんだよ起きてんのか」
「俺はお前と違って早起きなんだよ」
「俺だってそうだよバカヤロー!お前が散々ぶっ飛ぶまでやりやがったから…」
「は?」
「もう、今後お前とは飲まねぇ!お前わけわかんねーし」
帰る。
そう言って立ち上がろうとすると、足がガクリとなって見事に床にダイブした。
情けない。
「銀時」
「あー!うるせぇぇえ!!」
「なぁ、何怒ってんだ?」
無視無視。
「銀時…お前はどうなんだ?」
「は?何が?」
「今まで何やってたかなんて薄々わかってたんだろ?なんで今更なんだ?」
「それは…」
確かにそういえばそうだ。
今までも酒を飲まなければ避けられたことだったのに…
「嫌いなんだろ?って言ったな。それ気にし出してから機嫌悪くなったよな?じゃぁ、そうじゃないって言ったらどうしてたんだ?」
「それは…」
ん?
このあれだったら まるで俺がこいつのこと好きみたいじゃないか。
てゆーか…
「土方くん、土方くん…なんで酔ってたはずなのにさ、俺が言ったこと覚えてんの?」
「あぁ?頭吹っ飛ぶまで酔えるのはお前だけだっての」
「っ〜〜〜〜〜〜〜」
最悪だ。
「俺はお前が酔ってないから…こんな身体だけみたいな関係じゃなくて、ちゃんとした…」
「ふざけんな!!」
「あ?」
「お前…死ね!マジ死ね!」
「いや、俺の話最後まで…」
「うるせぇぇえ!どうせ恥ずかしいこと言ってくるんだろうが!変態マヨネーズ!」
「あぁ!?マヨネーズ馬鹿にすんなよ!?」
end
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中途半端ですが…
告白しようとしても阻止されてなかなかできない土方だったとさ。
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