２
「ぁっ…ふぁぁ、っあ…」
慣れた手つきで俺の尻の穴に指を入れてぐちゅぐちゅしながら口を使って自身を刺激されて、はじめて体験する快楽に身体が溶けそう。
鬼頭を刺激されたり喉の奥まで入れて刺激されるとダメになる。
「ひ、かたぁっ…も、…」
もうイク。
その時、土方は口を放して 限界が近いそれの根元を掴んだ。
「っ〜、なにして…」
「今日くらい…一緒にイこうぜ？」
なんだよ、それ…。
身体を起こし、顔を近づけて触れるだけのキスをしてくる土方。
あまりの普段との違いに、ついていけない。
いや、こんなことすら嫌なわけだけど…なんだそれ。だって、酔ってない時の土方は…。俺の顔を見ただけで怖い顔をして明らかに嫌そう。
全く逆の態度を見せる。
「銀時、いいか？」
ただのセフレなら…
「なんで…？」
「あ？」
「嫌い…なんだろ？俺のこと」
「…………」
「恋人ごっこなんざ俺は、っ！ちょっ！！」
突然圧迫感を感じて、土方の顔が俺の胸元に沈む。
入ってくる。
「いっ、あああっ」
痛くない。ただの圧迫感。でも土方が腰を進める度、快楽が襲う。
「はっ、あぁ、…やっ」
左の乳首を噛まれて右のはコリコリ指で遊ばれて、土方の行動すべてに身体が反応し、ぞくぞくと震えが止まらない。
「はっ…きつっ」
「あっ、あぁっ、も…いっ、っ〜〜〜」
「っ、銀…動くぞ」
イッたばっかりだから無理。そう必死に言っても聞き入れられない。
ぐちゅぐちゅという音とともに 土方の腰の動きが速くなったのが見えた瞬間、後からとてつもない快楽に襲われて目がチカチカした。
動きが遅くなったかと思えば、土方のペニスが一カ所をぐりぐり押し潰すようにしてきて、それが一番やばい。情けないくらい 魚のように口をパクパクさせて必死に呼吸する。でないと気持ちよすぎて死にそう。
「はっ、はっ、くぁっ！ん〜〜」
何度イッたか知らない。
中にも多分何度も出された。
「っ…俺は…お前の気持ちい所、全部知ってる」
土方はこの言葉を何度も言った。だから何なんだって言ってやりたいけど声が出せない。
「知って、んだっ！！」
「ひっ、ぁあああ」
「俺は…」
何度も、
何度も。
そんな子供みたいな理屈を繰り返し言う。
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