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土方は かくれんぼに気合いを入れていた。なぜなら かくれんぼで最後まで見つからなかった生徒は 1つだけ 学校側から願いが叶えてもらえるからだ。


土方の願いは 学食に土方スペシャルを加えること。








スタートを合図にみんなが隠れる。探すのは 教員で 隠れる場所は学校内ならどこでもいい。








土方は茶道部の部室の押し入れの中に隠れることにした。








しかし…



中にはすでに先客がいた。
同じクラスの坂田銀時だ。







「あっ ごっめーん 入ってま〜す」



2人くらい入れそうな中を 土方を見た途端に寝転がって1人占領する坂田。





「ふざけんな!!! どけっ 俺はこのかくれんぼに命かけてんだよ!!」



「うるせー!! 何が命だ!! てめぇーのは どうせくだらんマヨネーズのことだろーが!!」



「んだと!? マヨネーズをバカにするのか?! そういうてめぇーのはなんなんだよ」



「学食のメニューに 宇治銀時丼を加えます!!」


「変わったもんじゃねーだろうがよ!!」








騒いでいると 足音が聞こえてきた。







急いで押し入れに入る。







カツ、カツ、カツ、





どうやら 通り過ぎたようだ。



「んー!んーっ!!」


気がつくと 土方は銀時の上にまたがり、手で口をふさいでいて、銀時が苦しそうにしていた。




「ぶはッ… お前は俺を殺す気かッ!! はッ、ちくしょ… ほら、でてけよ」



銀時が押し入れを開け、光が差し込んできて、銀時が見える。






「?!」





さっきので 潤ませている目、




制服のカッターシャツのボタンを3つ外して…


なんだか……色っぽい…








「……ッ……、土方く〜ん… ちょっと かたいの あたってんだけど?なんだ?そんな趣味なのか?そんな趣味なのか?」




恥ずかしそうに目をそらしながら銀時が反抗してくる。






「てめぇのせいだよッ!! 責任とりやがれ!」



「は?! 意味わかんねぇ!! なんで俺が!!ッ」




「今のお前に拒否権ないぞ?」



土方が銀時のペニスの上に手をのせると 銀時の体がピクリと反応する。



「ちょッ!!てめぇッ どこ触って…」



「ここ、思いっきり握られるのと、気持ち良くされるの どっちがいい?」




「……ッ…、マジでお前死ねよ…」


「黙って おとなしくしてろ」


















高校で バカバカしい行事が開催された。









それは…








かくれんぼ。









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