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その夜は 頭の中がゴチャゴチャして、外へでて居酒屋で酒を飲んだ。

翌日夕方。

目が覚めたら、全裸で、両手を頭上で束ねられてた。


「っーーーーーー、なに?」


「あぁ…起きたか?」

「?!ひじ…かた……なんで?」

「あぁ? 昨日お前が誘ったんだろ? こういうのが好きなんだって」

「へ?」

「わざわざAVまで見せてくれたじゃねーか?」

「ッ!!それは…」

どうやらこいつは勘違いをしてるらしい。でも、言えない。自分以外に反応するか見たかったからーなんて…情けな過ぎる。


「昨日はすまなかったな…、いきなりとびだして。道具を買うことしか頭に無くなっちまったんだ。」

「?」


土方は 近くにあった蝋燭を取り出して火をつけた。

「ひじかたっ!!」

今から土方が何をしようとしてるか、大体予想がつく。逃げようとした時にはもう遅かった。

土方は溶け始めた蝋燭を 仰向けに転がる俺の鎖骨に垂らしてきた。


「あつッーーー!!!! あつい!! バカッ、やめろ!!!!」


俺が何度叫んでも手を止めずポタッポタッと蝋燭を垂らしていく。
だんだんと垂らす位置を下げて動き、やがて 土方の手が鎖骨を離れ 俺の乳首の上で止まった


「お前、ここ刺激されるの好きだよな?」

「ッ、やッ!…やッ!そ、こはッ…」


体が震える。


「よく言うぜ。お前のチンポ、天井向いてエロい汁垂れ流してるぜ?興奮してんだろ?」


「ッーー」

「ほら、」

「やめっ!」


ポタッポタッ


「ぁぁああああ!!!!!!!!!」


乳首に激痛が走って、わけのわからず気づけば射精してた。


「すっげーな… 嫌とか言いながら乳首に蝋燭垂らされてイけんだな…お前」

「ッ、ん、う、せー」


射精しただけに 抵抗する気力もない。


土方は俺のペニスをゆるく掴み、カバンから何かを取り出した。


「銀時、これが何かわかるか?」
「しら、ね…」

「バイブだよ。わかるか?尿道に入れて遊ぶんだよ」


スイッチを入れて見せつけられたバイブは低いモーター音と共にゆっくりと振動し、時折うねりはじめる。


「ヤッ、ひじかたッ…… むりッ、」


くちゅッくちゅッ


「そろそろいいか……」

「ひじ!!!無理だって!」


ズチュッーー


「ひぅぁぁぁぁぁぁああああーーーーーーーッーーー」


ビクッ!!!


一気に入れられて激痛が襲ってくる。体がついていけない。


ズチュッ、ズチュッ、ズチュッ

「い゛、あ゛、そ、う……、ごかすなッーーー」


痛みが生まれるだけなはずなのに、奥を何度も行き来される内に別の感覚が生まれてきた。
それが快楽だと体が認識した瞬間、過ぎる快楽が襲う。


「ひゃぁあああッ!!んっ、あッあッ、あッ、あッ、あッ、………ふ……んぁ…」


イキたい。

「ひ、……イキたッ…」

「まだ余裕だろ?」


土方は 縄を取り出し、俺のペニスに縄を絡める。


「ふぁッ、………まって…ひじかた、そんなことしたら、中がッ…… 」


ギュッ
カチッカチッ

縄を強くしめてやると同時に バイブのスイッチを一気に強にする。


ただでさえイイ所を突いていたバイブの凹凸、それが縄に寄って壊れそうなくらい突かれ、それがブルブルと振動したりうねったり。


「いやぁぁぁぁぁぁああッ!!!らめぇッあッあッあッーーーッ、ふぁッ、…… イボ、イボ、……あンッ!! 中でッ、すっごい゛あ゛ッ…ッ、くるッあーーーーーーーーッ……… いいッ ぅ゛あッ、あッ……」


何度も何度も体がビクビクと跳ね、なんども行き場を失った精子がグルグルして、空イキをくり返す。頭のはグチャグチャ。



「銀ッ… ホントエロすぎだ……ッ」


「ふッ…ッあッ、あッ、… ひじかたぁッ…、んぁぁッ、銀ッの、ひゅんぁぁッあ…ッあーーーッー、いれてっ、ひじ、かたの……ッあッあッ、」


「………ッ、イケねーのに 後ろも欲しいのかよ…本当に淫乱だな…」



ブチュッ



「あッーーッー、はひっ、あッ、あッ、中、はッ、はッ、あついッーーッ、ひじ……かたの、ちんぽ…んぁっ……、ビクビク、きもひーーーッ、あッ、…ふぁッ」


「はッ、てめぇがッ…中で締めるからだろッ」


自然にゆらしてしまう腰、


「あッ、ひじかたぁ、ッあッあ、はッイイッ、…ふぁッ、……はぁぁあーーーーーーッ」


ビクビクッ


何度目かわからない空イキで意識は途絶えた。




―――――――


「じゃぁ お前… 俺の反応見るためにあんなもん見てたのか?!」

「そうだよッ なのに勘違いしやがって!!」


「でもちゃんと感じてたじゃねぇーか。 お前やっぱり 淫乱だな」

「お前今すぐでてけッ!!!!」





end



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