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「あぁ!! またてめぇかよ!!! 土方君さぁ… もしかして確信犯?! 俺と友達になりたくて わざとですか?!」


たまたま休暇をもらって 久々に飲みに行こうとしたらこれだ。



多少予想はできたが またこの白銀が目に入ってくる。



「んなわけねぇだろ!!! てめぇが…ぁ…?」




いきなり 銀時が近付いてきて 胸ぐらをつかんできた。




かなり長居してたのか
顔が赤い。いや 元々が白いせいで桃色だ。




前から思ってたが やっぱりそこらへんの女より綺麗だ。





甘い香り


ふと 銀時が長いまばたきをした。




「………っ…」




今不覚にも 奪いたいと思ってしまった……
奪って…めちゃくちゃに…




「わかったよ 帰ればいいんだろーが! じゃぁな 万事屋」



「あっ 待って! 俺も帰るから送ってくんない?」



「は?! どこまで酔ってやがる 俺はてめぇがいるから帰るんだよ! てめぇが帰るなら 残る!!」



「そんな寂しいこと言うなよ。 俺飲みすぎてヨロヨロなの!!送るくらいいいじゃん!!! 警察は迷子を家まで届けてください。帰り道銀さん絶対襲われちゃうよ?野郎に抱かれちゃうよ?最近物騒だし…」



ヤバい…




そんな潤んだ目をむけるな…





「… いいんじゃねーか?トラウマで酒どころか 夜遊びもしなくなるいい機会じゃねぇ?」




「………っ 俺は…抱かれるなら…土方がいい…」



は? いま…なんて?

抱かれ? 確かに言った? 言ったよね?





銀時に確認する前に 気づけば近くのホテルへ銀時を引っ張ってた。





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