一度書いてみたかった!2 *
2011/02/25 21:14
東城×銀時
好きだと言ってくださる方が!!(;_;)
おまけ…?
――――――――――
満たされないのはわかってる。
でも、ふらふらした。
限界だった。
あの人を求めていたから。
あの人に似てる男を感じたいと思った。
「…ん、ふっ……」
東城の自身を取り出して舌を這わせれば 息をつめて簡単に勃起した。
引き離そうと髪を掴んでくる手が力強く、余裕があるのかと少しムッとする。
髪痛いんだけどって一言言ってやりたいと思ったけど、好きなやつのこと想像してろって言ったのは俺だし、しゃべってはいけない気がして素直に口を離した。
髪を掴んでいた手を掴んで その手を自分の首に回して唇に吸い付き、息ができなくなるほど深くキスをする。
「はっ…、ん…」
静かな部屋にキスの音だけが響いて、しばらくすると東城からも舌を絡めてきた。
力が抜け少し緩んだ秘部に指をいれて解していった。
そろそろいけそうな気がする。といってもまだ一本。
怖い。
あまり長引かせて嫌がられたくない。
東城の自身を先程軽く解した場所に当てて対面座位のかたちでゆっくりと腰を下ろした。
「いっっつ、」
東城の身体がびくりと跳ねて、少し質量を増す。
思ったよりかなりきつい。
まだ先しか入ってないのに。
すると途端に、東城の身体が重くのしかかった。
「いたっ」
衝撃で中のものが抜けて、それでさえ痛かった。
昔はこんな下手じゃなかったのに なんてむず痒い後悔をした。
深く溜息を吐く。
そして目を開ける前に 目の前が真っ暗になった。
「っ!お前!」
「目隠しをしなければならないのは…あなたではないのですか?」
「っ…」
目を隠すものへ自分から手を伸ばす前に東城の手が俺の手を一まとめに固定し、もう片方の手で秘部をなぞった。
「ぃっ…」
「血が出てるじゃないですか」
「うるせーよ…」
東城が動く度 ついて来る長い髪が肌に触れてくすぐったい。唇にチュッと音を立ててキスをされれば、首筋をくすぐられて声が抑えられなかった。
それに気がついてか、今度は首筋にキスを落としていく。
「はっ、ゃ…めっ」
何も言わない。
怖い。嫌だ。
でも、これは…
俺がさっき自分でしようとしたこと。
一まとめに固定していた東城の手が緩み、自由になった片方の手で目隠しを解いた。
なんで…違うんだ?
なんで、
「なん…で……違うんだ?」
俺はこいつに、とんでもないことをして、とんでもないことを言ってる。
なんで、俺の目の前に要るのは松陽先生ではなく、お前なんだ――と。
ただ似てるというだけで、そんなことを言われる。とんだ被害者だ。
俺には、あんたの存在を欲していない。そう言ってるようなものだった。
「私は…あなたの先生ではない」
知ってるよ…んなこたぁ。
でも、言葉に出ない。
「私だって…好きでそのあなたの先生に似たわけでは…ありません」
「…あぁ…」
「ごめんなさい」
あんたが謝るなよ…。
愛しかった人。
似てる男は、ひどく傷つきやすく、涙を流した。
それがまた、あたりにあの人が泣いてるように見えたから、俺はその男を、抱きしめた。
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