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ー 帝光中学校登校時間。 ー












『おはよー』

「朝から元気っスね!」

『うん!今日は早起きしたからねー』

「あーあ、こいつさえいなきゃもっと寝れたのによ…」

『はぁー?起こしてあげたんだから感謝されても嫌み言われる筋合いないんだけど!!』



これだからあほ峰はいやになる!人の親切を。

あ、目の前に緑色の髪の毛がみえるー…




『おはよー!真ちゃーん!』

「その呼び方はやめろ、不愉快なのだよ」

『なんで?て言うか、なにもってんの?』

「ラッキーアイテムに決まっているだろう」






彼の手に握られているのは女子がお化粧につかうビューラーだ…
あっ!そうだ聞きたいことがあったんだ!せっかくだからきいてみよ!





『ねーねー真ちゃん!』

「だからその呼び方をやめろ。」

『あのさー前から気になってたんだけど、真ちゃんって下まつげにマスカラでも塗ってんの?なんか無駄に長いよねー』

「かはっ!俺も気になってたんだ、どうなってんだよ」

『だよね?気になるよね?』

「ちょ、…ッ…2人とも…そこは触れちゃ…ぷっ」

「オマエたちと居るとイライラするのだよ」






あ、怒ってさっさといっちゃった…残念、謎は深まっただけだ…

そんなことを思いながらふと横をみると本を開いてこちらに見向きもせず自分の世界に入ってる赤司征十郎…この人はいつも何を考えているのか…








『おい!征十郎!』

「お前っ!よりにもよって呼び捨て!?」

「どうした。」

『いつもいつも本ばっかり読んで現実逃避でもしてんの?本の中の住人なの?』

「何を言ってるんだ。」

『だーかーらー、そんな孤立してひとりで本の世界に閉じこもらないで出てらっしゃいっていってるの!』

「ん。」

『え?』






無愛想な顔でこっちをみると私の後ろを顎で指した…
そちらをみると同じ様に本を読み歩く影のうっすーいテツくん…








「おはようございます。」

『あ、おはよう。』

「なんで黒子っちにはなんも言わないんスか?」

『テツくんはいいのっ!!別に誰にも見えてないんだから!!』

「そんなはっきり言われると傷つきます…」

『え?…ぁ…』

「あーあ、ひでぇこといっちまったな。つーかお前が一番バカなんじゃねえの?」

『き、み、に!だけは言われたくないわーほんと。うん、ほんと…』

「てゆーかこの集団、遠くからみたら…いや、近くから見てもただの不良集団だからね!!だれがスポーツマンよっコート入る前に全員退場になるわっ!!!」

「始まったっスね…」

「あぁ…テツ!なんとかしろよ」

「無理です。」

「…」

『だいたい何なのよ、その髪の毛は。真っ赤になんて染め上げてさ!熱血の“ね”の字もないくせに真っ赤って!!暑苦しいわっぼけっ!』

「オレは何もいっていない」

『知るかっ!』

「俺に逆らう奴は、親でも…『きょーひ!』

「拒否権あったんスか?…あれ…」

「そりゃあアイツだけだろ…アイツの我が儘さったらねえよ…」

「僕も拒否権欲しいです…」




赤司VS私

その他、薄いの、ガングロ、タラし

ついでに少し先にみえるおは朝信者。





こんな日常が毎日つづく…
また機会があれば書こうかなー。



あ、紫だしてねーじゃん…。
まぁ機会があればね(笑)



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