「俺だけが知る物語」 | ナノ






・セリフ多
・キャラのセリフが分かりにくい
・状況も分かりにくい
・やたら長い


▼登場
臨也、静雄、新羅、ドタチン、ろっぴ、津軽、サイケ


「俺だけが知る物語」にセリフをいれてみた




「〜んでさぁ、その時〜で
「あ、あはは…」
「臨也、それくらいにしとけよ」
他愛も無いいつも通りの会話

その時シズちゃんは急に立ち上がってこう言った

「今夜、星見に行かねぇか?」


「シズちゃんさぁ、どうしたの急に」
「本当だよ、静雄からその言葉を聞くとは天変地異が起きるよ」
「そうかもしれないな」
「うっせぇ。言ったら悪ぃか」
「あははっ、シズちゃん照れてるー(笑)」
「黙って歩け」
「ははっ」「あはは」

「手前等笑うんじゃねぇ!」
暗い道を俺達は歩いてた
「ところでシズちゃんはさぁ、怒る事しか能がないの?笑い者だね(笑)」
ぶちっ
「臨也ぁ手前ぇぇぇ、待ちあがれ!!」
「やーだね。シズちゃんに捕まったら命がいくつあっても足りないね」
「あ、ちょっと、2人共っ」
「…、まぁ、いんじゃねぇか?あのままで」
「手前ぇ!ぜってー殴る!」
「出来るかな?」
(この関係は何時まで続くのか…)
俺は拭いきれない不安を胸に走った
森を抜けるとそこには満天の星空があった「…うわ…」
「凄い絶景!セルティにも見せてあげたかったなぁ」
「それを俺に言うな」
俺とシズちゃんは新羅達から少し離れた所に座っていた
俺はシズちゃんのシャツを握った
「シズちゃん…あのさ…」
「ん?なんだ?」
「君のこと…ずっと前から…」
「す…」
「2人とも、何話してるの?」
びくっ
「…、新羅、君は一回死ねばいいよ」
「ま、まじで死ぬ…」
「臨也、何してんだ!?」
「?」



『あれがベネブ、んであれがアルタイル、あれがベガ』
シズちゃんは星を指差して言った
『ふーん』
俺はそれを思い出して空を見た
おりひめはやっと見つけた
「…」
でもひこぼしは見つからない


「つがるっ…」
ぼくはかなしい
でもそれはぼくのせい…


「シーズちゃん!…、居ない」
シズちゃんの席を見て俺はシズちゃんを探しに玄関に行った
シズちゃんは玄関にいた
俺はシズちゃんを見てすぐ、隣の下駄箱に隠れた
(なんで)
シズちゃんは嬉しそうに
(なんでっ)
1つの手紙を下駄箱から出していた
(あぁ。やっぱり)
シズちゃんとその手紙を出したと思われる女子が話している
そこでも、シズちゃんは笑っていた
とても優しく
(分かっていた。いや分かっていたつもりだった。シズちゃんは怪力以外は普通にかっこいい部類に入る。それに、俺は男だ。言ってたとしても、女子には勝てない…)


「つがる…」
だれかにあたまをなでられる
「俺と君は似た者同士だ」
ぼくはなみだがとまらなくなった
「うわぁん!」
「君も辛かったんだろ」
かれもないていた


バシっ
「津軽、君は最低だね。幼いサイケに何を言ったの」
「俺は」
手が引かれる
「お前が好きだ」
津軽とキスしていた

『つがるっ、つがるっ!』
『なんだサイケ』
『えへへっ、よんだだけっ』
『そうか』
優しく微笑む津軽を俺は見ていた

『ねぇっ、ろっぴ』
『なんだい、サイケ』
『ぼく、つがるがすきっ』
『え、そっか。津軽が好きなのか』
(俺は身を引こう…。それがサイケの為になるなら)

「!!」


シズちゃんが彼女と向こうから歩いて来るシズちゃんは俺が居るのに気付いたと思う俺は、シズちゃんと反対方向に歩きだす
今じゃシズちゃんを見てるのも辛い

「あの、静雄さん、どうしました?」
「ん、あ、いや何でもねぇ」

俺は携帯の画面を見ていた
『シーズちゃん』
『あ゛ぁ?手前ぇ、何でここにいやが…』『隙有りっ♪』
俺はシズちゃんの胸ポケットから携帯を取り出した
『あっ、手前ぇ!待ちあがれっ!!』

((へぇ。これが、シズちゃんのアド…))

(やっぱり、俺、シズちゃんの事好きだ…)


期末テスト間近「はぁ。なんで俺が…」
「…」
頭脳明晰な俺は馬鹿なシズちゃんに勉強を教えていた
「あ、シズちゃんさ、俺のメガネ姿どう?」
「似合う」
「……っ!?」
がたっ
(シズちゃん、何言って…)

ゴオっ
「ちょっと、静雄!なんで鍋から火柱が出るのさっ」
「俺に言われても知らねぇよ!!」

「「…」」
「…なんで、臨也達が作ったのはカレーで俺達が作ったのは炭なんだ?」
「知らないよ!僕に言わないでくれっ」


「静雄さーん!はい、傘!」
「入(入って)」
「折原さん、びしょ濡れですよ、入りますか?」
「あぁ、幽君かい?じゃあ入らせてもらおうかな」
「あ…。シズちゃん」
「臨也、なんで手前は幽の傘に入ってるんだ?」


「いらっしゃいませー」
ミシっ
「あぁ、シズちゃん。どう?俺の女装は」
「人を不愉快にさせる格好だな」


「zzz」
「…、シズちゃん…」

「…」

「…っ」


「どうしたい?言ってごらん」
過去の俺が微笑む
「君の隣がいい」

俺は路地でシズちゃんに首を掴まれた
「っ…」

(なんで俺はあの時言わなかったんだろう)
(もうあの頃には戻れない…)

(あの時に戻りたい。楽しかったあの頃に)

俺は、シズちゃんの笑った顔も怒った顔も「大好きだったよ」

「?」
「あーあ、なんでこうなっちゃうかな?」「!?、臨也、手前」
「え…」
知らない間に涙が出ていた
「おい、大丈夫か?」
シズちゃんが俺の頬に触れる
「うわっ」
シズちゃんの目を手で隠す
「何焦ってんの?おかしっ」
「ぁ、…」
俺は微笑みシズちゃんの目から手を退かす
「手前、ホントに大丈夫…」
俺は空を指差す
「星空」
「…っ臨也」

「サイケ」
「え…」
ぼくのめのまえにはつがるがいた
「さっきはすまなかった」
「ふぇ…」
「つがるぅ!!」
ぼくはつがるにだきついた
「サイケ…、ごめん。俺も津軽が好きなんだ」
ろっぴがこっちにあるいてくる
「…」


『?』
ろっぴがすごくいとおしそうにみていたさきに
つがるがいた
((ろっぴもつがるがすきなのか…))


「でも、もうサイケに譲ろうなんて考えないから」
「ふぇっ…」
(ろっぴがほんとうのことをいってくれた)
「ぼくもまけないからぁ」


シズちゃんと俺がキスするまであと…



END


加筆:20110904.