名前で…。



『お、おわったー♪』


乾「頑張ったな。」


『うん、ありがと乾♪』


乾「……………。」


『………乾??』


乾「……なぜだ??」


『……??』


乾「なぜ、蓮二は名前で俺は名字なんだ??」


『え、えっと……。』


乾「咲夜は俺の彼女なんだろう??」


そう言って乾は私に近づいた。正確には腕を捕まれて逃げられない状況だ。


『い、乾??////』


突然の事に、私は驚いて顔が赤くなった。

乾「……はぁ……なぁ咲夜、俺の事名前で呼んでくれないか??」


『えっ!!////』


乾「蓮二は呼べて、俺はよべないのか??」


『……………。』


乾「咲夜??」


『……乾もしかして嫉妬してる??またはヤキモチ……。』

乾「なっ!!」

あれ??何だか乾の顔が赤いようなぁ……
















乾「……わ、悪いか??」

…………えっ??


乾「咲夜が、蓮二ばかり名前で呼んで、俺の事は名字で呼ぶから……。」

そう言って乾は私を抱き締めた。少しだけど、乾は震えていた。

『……ごめんね…。』

私は乾の背中に手をまわした。

『ほんとは、乾の事、名前で呼びたいよ??』


乾「なら、何で呼ばない??」
















『……は……恥ずかしいから……呼べなかった……/////』

乾「………………クス」


『わ、笑わないでよ////』


乾「そんなことか。」


『そんなことって……。』


乾「……これから俺の事は貞治と呼べ。呼ばなかったら……。」


『えっ!!何かあるの!?てか、私に拒否権は??』


乾「そんなものはない。それに、咲夜は100%に俺の事を貞治と呼ぶようになる。」


『な、なんで??』


乾「それはだな……。」


『!?!?///////』











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