03真「そういえば、今日発表だよな?」
健「あぁ、G8でしょ?」
燐「………G8?」
03 G制度
蒼「燐は知らんもんな。」
陸「G8は、ある意味学年生徒会みたいなもの。」
真「各クラスの成績上位2人ずつ選ばれるんだ。」
恵「去年は健人と真斗と一緒のクラスだったからな……。」
陸「去年選ばれたのって、健斗と真斗と司と蒼汰と………。」
蒼「あと、翔太もや。」
みんな、去年の事を思いだし、バラバラに話始めた。
燐はお昼を食べ終わり、少し眠そうな顔をしていた。
翔「………眠いの?」
後ろから声をかけられた。
みると、さっき紹介してもらった翔太がいた。
燐「少し眠いかな?朝早かったから……。」
翔「………これ、貸してあげる。」
そういって、さっきまで来ていたのであろうカーディガンを丸めたものを貸してくれた。
燐「……いいの?」
翔「うん。」
燐「ありがと。」
燐はお礼をいい、みんなと少し離れた所にある日陰に横になった。そして、数分もしないうちに眠ってしまった。
恵「あれ?燐は?」
翔「あそこ……。」
蒼「……寝てるんか?」
健「きっと疲れたんだよ。もう少し寝かせとこ。」
真「そだな。」
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