Ｑ．景山さんに質問なのですが、小説を書くときによく聞く曲などはございますか？ネタはどのような時に思い付くことが多いですか？


Ａ．音がないと寂しいので常に何かしらは流していますが、音楽だったりテレビだったりゲーム実況動画だったりで決まったものはないですね。
ネタは音楽を聞いてるときか友人と会話してるとき、キャラクターの考察をしてる時に思い付くことが多いです。この人こんな人だろうな、こんな言葉言わせたいな、とか考えるとモワンと出てきます。ネタメモとかにある酔っ払いネタとかは、元々ベタなネタでもキャラクターによって違う展開になるのを比較するのが好きなのでひとりひとり考えては脳内で遊んでます。




Ｑ．景山様へ質問です。景山様のオリジナルキャラたちは皆個性的で、しかも設定もかなり細かく決めていらっしゃいますよね。人数が増えるほど、キャラの設定って被りやすくなると思うんですが、それも見受けられませんし…。個性的かつ、細かい設定をどうやって決めているのかとても気になります。キャラへの肉付け作業をどのようにしているかお聞きしてもよろしいでしょうか？


おおん…大層なものではないのでそんなにお褒めいただくのも恥ずかしいのですが、まず原作を読んでキャラクターの考察をする→そのキャラクターに関わるためにどんな性格の人間が必要かを考える→その性格になった生い立ちと経緯を考える→最終的にどういった最期を迎えるかを考える、というのが基本ベースです。あとは、こいつに○○したいとかこんな台詞言わせたいとかでネタができます。
主人公の生い立ちとか最期はほとんど裏設定になっているので別につけなくてもいいものなんですが、元々オリジナルキャラを作るのが苦手なのでそこらへんをきちんと考えておかないと特に長編では途中で性格が変わったり矛盾が出てくることも多いので無駄に設定つけまくってキャラを固めています。なので短編では深く考えてない主人公も多いので、長編は全部世界を共有してますが、短編はしてません。