Ｑ．過保護の主人公がロジャーに対しての態度が他への態度と違って可愛いなーと思ってました。彼はあまり人に惚れ込むタイプには見えないのですが、ロジャーについて行こうと思ったきっかけを教えてください。


故郷を捨てて海に出た主人公は、適当に旅をしていく先で偶然レイリーさんと再会し、ロジャー海賊団のドンパチに巻き込まれ、成り行きでしばらく船に乗っている間にいつの間にか仲間認定されてました。
最初は「まあ飽きたら離れればいいか」と適当に付き合うつもりでしたが、絶対に仲間を見捨てないロジャー船長の気概だとか、主人公がどんなにはぐらかしても本心を見抜いてしまう目だとか、曖昧を好む主人公にはっきり白黒つけさせる強引さだとか、そのくせ主人公が好き勝手しても笑って受け入れる寛容なところとか、自分勝手なくせに人を惹きつける魂に惹きつけられてしまいました。
幼少時、トラウマというほどではないけれど置いていかれたり捨てられたりした記憶のある主人公は「人は人を捨てるもの」と思っていたのでロジャー船長の存在はとっても神聖なものでした。「こいつはおれを捨てたりしないんだろうな」、「それならこいつにおれの全部をあげてもいいな」と思ったので、主人公はロジャー船長に対して比較的素直です。比較的。普段はやりたい放題やってるのでわかりにくいけど、それもただ単に甘えてるだけなので、やりすぎて怒られたときはわかりづらくしょんぼりします。ロジャーさんの前では猫よりも犬っぽく、けれど忠犬というよりも狂犬な主人公は、飼い主であるロジャーさんの下で毎日のびのび好きな子とじゃれあってます。