Ｑ．「ミケと呼ばれる豹がいる」の主人公さんへ質問です。ミケのときの好きなしぐさはなんですか？対照的にルッチのときの好きなしぐさも教えてください。あとミケorルッチとデートに行くならどこに行きたいですか。複数の質問ですが、ぜひミケさんとご一緒にお答えください
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「ミケのしぐさ？何でも好き。立っても座っても歩いてもしなやかで綺麗だ。おれが作った花壇や薔薇の垣根の近くで寝そべる姿なんて絵画みたいで見惚れるよ。それを言うと、デートするなら花が沢山咲いてるところがいいな。人間がいなければもっといい。誰もいないとミケは少し素直になってくれるから、撫でると鳴る喉とか、眠くなると細くなる目とか、ああ、特に好きなのは鼻の頭を首に擦り付けてくるときだな。ミケはいちいちかわいくてかわいい。おれの一番だ」
「…今日は随分とよく喋るな」
「ルッチは、………………うーん、ルッチの好きなしぐさは……………………………」
「………………」
「うーん………」
「………………」
「…あ、痛っ、いたた、ルッチ、君それ本気で噛んでるだろう」
「黙れ、庭師風情が何様のつもりだ」
「冗談だよ、君のしぐさだって全部好きに決まってるじゃないか。一挙手一投足、洗練されていて歩くだけでも美しい。人間で目を惹かれるのは君だけだ。他は誰もいらない。デートなんてもっての他だよ。おれは君がそこにいればいいんだ」
「…ふん」
「（本当はそうやっておれのことで不機嫌になると噛んだり悪態ついたり絡んでくるのが好きなんだけど、言ったら今度こそ殺されそうだから黙っておこう）」