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長編主人公で転生ネタいくつか。


@ミケと呼ばれる豹がいる
主人公は記憶無し、ルッチは記憶あり。ルッチと7つ年上のジャブラさん(記憶あり)は血の繋がらない兄弟で、毎日仲良く喧嘩してる。
ジャブラさんは中学で主人公と再会するけど主人公はさっぱり覚えてない。ルッチに伝えるべきかどうか悩んでる最中にジャブラさんの忘れ物を渋々学校に届けにきてくれたルッチも主人公を発見。ただし話しかけても覚えてない。明らかに自分の名前を呼んで自分と面識がある様子の子供を前にしてもくっそ冷たい目線と声で「人違いじゃないですか」っていう塩対応でルッチはブチギレるけど残念ながら小学生の体では殴りかかってもたかが知れてる。
記憶がないから、じゃあ他人ですね諦めましょうってなるのは悔しいのでその日からルッチ少年のストーキングが始まる。小学校が終わったら直行でジャブラと主人公の通う中学校へダッシュして校門で待ち構えて出てきたらべったり貼り付く。「おれを思い出せ」ってずっと言ってる。主人公は最初「なんだこいつ」って思ってるけどそのうち気にしなくなって好きなようにさせてる。学校以外ではずっと一緒にいるのが当たり前になって、休日は一緒に公園に行って鳩に餌あげたり、植物園行ったり、動物園行ったり、家で庭の手入れしたりしてる。会話とか少ないし、気持ちは一方通行だけどわりと仲良くデートしてる。あまり相手にしないと読んでる動物図鑑の上に乗っかってきたり膝の上にのって撫でるの要求してくるルッチに「ねこみたいだ」って笑ってそれなりに可愛がるようになるのでまあ両想い。
多分これだとルッチがものすごく積極的になってくれる。動物になって主人公の気を引くことが出来ない分、大人になったら別の意味で身体を使って篭絡するつもりだから逃がす気は最初からない。


@サカズキ怒らせようぜ!
主人公もサカズキさんも記憶なし。前世のように主人公に目を付けられたサカズキさんは毎日激おこぷんぷん丸してる。
二人共記憶がないので前世のことなんてまったく覚えてないはずだけど、主人公の身体には生まれつき火傷の痕みたいなケロイド状の痣がいくつもあって、その中でも左肩には誰かの手形みたいのがあるから見た人はちょっと気持ち悪がる。なんかの拍子にサカズキがその痣に手を合わせてみたら大きさも指の長さもぴったりで、「マジかwwwサカちゃんやっぱりおれの運命の人じゃねwwwwww」って主人公は笑うんだけど、サカズキはうっかり「そうじゃな」って呟いちゃって、主人公は真顔になって、二人共無言になって、なんかすごい嫌な沈黙が流れた後にサカズキさんは渾身の右ストレートを主人公の顔面に叩き込んだけど主人公は避けてまた煽って笑って今のことは無かったことにした。なんか触れちゃいけないことのような気がした。


@アラバスタ七日間戦争
主人公、クロコダイル共に記憶あり。クロコダイル社会人で主人公学生の時に再会するけど、主人公はまだ学生でなおかつ手のかかる弟がいるから以前と同じようにクロコダイルの使用人になるわけには行かない。「あと数年待っててくれ」って言う主人公に「テメェなんざ必要ねェよ」ってすっごいぶすくれて突き放すけど主人公が就活始める時期になった頃にはもう逃げ場なんかなくなってる。主人公はしょうがねェなァって笑ってクロコダイルさんのとこに「雇ってくれよ」って頭下げにいきます。クロコダイルさんはふんぞり返って「しょうがねェなァ」って雇ってあげます。はいこれで元通り。

2015/08/06

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