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ミホークさんは恋人の前でもあまり表情を動かさないどころかセックスの時にも声を出さない人だとスレ違いが生まれそうで可愛い。(ゲス顔)

わりと言動は素直。すぐにそばに寄るし密着してくるし言葉でも好きだ側にいろとストレートに表現する。しかし無表情。付き合いが長ければちょっと緩んでるのは察せれるんだけど、残念、この恋人は鈍感な上に「ミホークは孤高でクールな大剣豪」という幻想を抱いているんだ!
というかミホークさんは実際にそんな人なのであながち間違いではないんだけど、告白が主人公からだったのと了承されてから意識し始めたもんで急にデレ始めたと思われてる。ただし主人公が鈍感でミホークさんも無意識なだけで、以前から二人の距離は近かった。
そんなことを知る由もない主人公は「ミホークが唐突にデレてくるんだけどこれは気を遣われてるんだろうか」と若干悩んだりする。相談した共通の友人である某赤髪さん爆笑。あいつは気ィ遣うような奴じゃねェだろ!と背中ばしばし叩いて笑い飛ばされてちょっとホッとするけど、不安なのはそれだけじゃないねん。ミホークさんセックスの時に声出さへんねん。

ぎゅーっと眉間にシワ寄せて唇噛んで、一見すると辛そうに見える。しかもマグロ。気持ちよくない?痛い?って聞いたら「いい」って言うけど、全っ然良さそうに見えない。イきそうなら言って、とか気持ち良かったら声出して、とかお願いするけど、やっぱりミホークさん声は出さない。っていか出せない。主人公は知らないけど、ミホークさんはいざというとき声が出せなくなっちゃうタイプ。本気で驚いたときとか、「……!」って感じで息を飲んじゃう。だから主人公とのセックスが気持ちよくないとか声を出したくないから我慢してるとかではなく、良すぎて喉が詰まったみたいに声が出なくなっちゃう。息をするのも辛いくらい。なのに、出来るだけ長く主人公を中に入れてたいからって射精我慢してたりするから…そりゃ勃ってても然程気持ち良くないと勘違いされますよ…。
でもそんなこと主人公は知らんから、もっと頑張らなきゃと躍起になって気持ち良くさせようとするんだけど、ミホークさんにとってはさらに追い詰められてるだけ。状況変わらず、ただただミホークさんが開発されていくだけなのであった…。

そのうちこの主人公はインポになると思う。そりゃ好きな人がどんだけ頑張っても可愛い声のひとつも出してくれないようじゃ男としての自信なんかズタボロですよ。
ある日唐突に「もういいんだミホーク、セックスなんかしなくても、おれはお前のことが好きだから!!」とか言い出してミホークさん的には「何言ってんだこいつ」状態。主人公はどうにかしてミホークさんを喘がせたかったから毎晩求めてたし、ミホークさんはそれを普通に気持ちいいからやりたいんだと思ってたから受け入れてた。むしろミホークさんもまんざらでもなかった。なのにいきなりセックスなしとか言われて意味わかんない。しようって誘っても恋人は精神的インポ。意味わかんない。ミホークさん的には強制的おあずけで、知らずと開発されちゃった体を持て余してむらむらしてる。下手くそなフェラチオで恋人のムスコをどうにか元気にしようとしても、「無理しなくていいから」って苦笑いで終了。多分喧嘩になる。

あとはミホークさんが我慢出来なくなって一人エッチしてるとこに主人公が遭遇して、誤解とけて、エッチな声出す調教もとい練習でもしてちゃんと声出せるようになればハッピーエンドだね!(ゲス顔)

2015/04/18

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