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飲酒ネタが三度の飯よりも好きなので酔っ払わせてみた@アラバスタ七日間戦争編


クロコダイルは酒に強いけど人前ではあまりがぶがぶ飲まない。万が一にも酔っぱらって弱味を見せたくないから。度数きっついけど少し甘めのアルコールをゆっくり飲むか、寝しなにキュッと一杯やるくらい。でもわりと短気なので、挑発すれば飲み比べには乗ってくれるよ。
そしてほろ酔いになると、その時の機嫌によって感情が増す。不機嫌ならさらに不機嫌になって、ご機嫌ならさらにご機嫌になる。ただし飲みすぎると翌日はやや二日酔い。頭がんがんするから一日中ご機嫌ななめ。

主人公はそんなに酒には強くないけど飲むのは好き。元はもっと弱かったけど飲み続けて人並みにはなった。アラバスタの地元民に顔見知りが何人かいるので、たまに飲みに行くけどクロコダイルの世話があるのであまり長い時間はいかない。それに帰ってくると大体クロコダイルが不機嫌なので、留守中に何かやらかしてないかと心配でゆっくり飲めない。一杯飲むだけで楽しくなれるし、酔うと眠くなるので、わりと早めの時間に帰宅する。英雄の使用人だからか、みんな「大変なんだな。サー・クロコダイルによろしくな」というくらいであっさり帰らせてくれる。

二人で飲む時はほとんどない。主人公態度でかいけど変なとこ真面目なので主人の前で使用人は酒飲まないもんだろうと思ってる。クロコダイルがたまに一口だけ飲んで残りを「やる」という時は、あー新しいの開けたけど口に合わなかったんだなーと思ってありがたくもらうけど、別にクロコダイルはこの酒が嫌いとは言ってない。クロコダイルなりの一緒に飲むぞアピール。もちろんクロコダイルは主人公が酒に強くないことも知ってる。
酔っぱらって少し機嫌がよくなって、うとうとしてる主人公をクロコダイルはじっと眺めて一晩過ごす。寝てる時にクロコダイルにガン見されてることを主人公は知らない。顔面をべたべた触られてることも知らない。

2013/12/13

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