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シャンクスのところにはたまに変なのが来る。シャンクスの船の仲間ではないみたいだしシャンクスよりも年上のおっさんだけど、副船長よりも仲良さそうにシャンクスと話していることがよくあった。「いい人ではねェけど、怖い人じゃねェぜ」ってシャンクスは言ってたけど、そういう時は必ず「敵に回さなければ」とも言う。敵に回したらどんなに怖いのかもシャンクスは教えてくれたから、おれはあいつに近付きたくない。なのに。

「ぎゃああああやめろばかぁあああ!!!」
「おいうるさいぞルフィ」
「そうだぞルフィ、ちゃんと口閉じてろよ」
「閉じてたら塗るだろ!それ!口紅!」
「そりゃ塗るためにお前捕まえてんだからな」
「やめろおれは男だぞ!そういうのは女がつけるもんだろ!!」
「おいおいルフィ、お前はおれに犯罪者になれっていうのか?女に無理矢理口紅塗り付けるなんてとんだレイプ魔じゃねェか」
「なァナマエさん知ってるか?子供に手ェ出すのも立派な犯罪だぜ」
「馬鹿言うなよシャンクス…おれは元々海賊だぞ?罪を犯すのが怖くて略奪行為が出来るかよ」
「うわあああこいつ頭おかしいよおおお!!!」

逃げてるのに捕まえてくるし、嫌なことしてくるし、言ってることはちぐはぐだし。なによりニヤーッと笑った口が絵本で見た化け猫にそっくり。だからおれは、こいつがきらい!!


このあとなんやかんや言って仲良くなる末にルフィを介してエースとも知り合う


2012/06/04

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