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動植物好きをこじらせて毒草や猛獣を扱えるようになった主人公。本人の意志とは別に元々格闘センスもあったので六式全部出来ちゃったけど、諜報員には向いてなかった。なにせ人に興味がない。潜入捜査しても浮いてしまう。なので仕事は専ら暗殺オンリー。そして時折ファンクフリードの世話と狼の間プロデュース。むしろ本人は今からでも転職したいと思ってるけど、世界政府の機密に関わっちゃったからそうもいかないのが悩みどころ。

「将来の夢は動物園の飼育員か庭師さん」
「その歳で何言っとるんじゃおぬし…ジャブラで我慢しとけ」
「やめろこいつ本当におれで我慢してるんだから」

主人公がCP9だとルッチとの関係も多分スムーズ。ただし任務が嫌だとごねる主人公を宥めるという建前でベタベタさせてあげてるから周囲はルッチに恋愛感情があるとは思ってない。仕事のためとはいえあんなに触らせてやるルッチは珍しいなぁとは思われてる。主人公の方もルッチが好きなんじゃなくてルッチの能力が好きなんだと思われてる。隠してるわけじゃないのにルッチが常に豹で接するのと二人とも余計なことは言わないので恋人になったとしても周囲には気付かれない。

「任務いやだ。行くならルッチかジャブラと一緒じゃないといやだ」
「殺されたいのか(ジャブラと一緒にするなの意)」
「じゃあ今触らせて。たくさん触らせて。そしたらおれ、君のために頑張ってくるから」
「…くだらん」
「おいルッチ触らせてやれよ減るもんじゃねェし。今回毒殺じゃねェと困るんだよ」
「そうよルッチ、これもリーダーの役目よ?」
「任務失敗したら仕置きに殺せばいい話じゃろ」
「…ちっ」

渋々といった感じで始まるスーパーもふもふタイム。ただしルッチは別に嫌だとは言ってない。ジャブラはなんとなくルッチが言うほど嫌がってないってことはわかってるけどそれを指摘すると自分も撫でられる時気持ちよくなってることを暴露するのと同義なので何も言えない。変な三角関係ができてることに周囲は気づいてないけどカクは悪魔の実を食べた後に気づく。なぜなら自分も巻き込まれて変な四角関係になるからだよ。人間としてはルッチしか愛してないのに動物全般に愛情を注いでしまう主人公マジ浮気性。これは本編でもそうですね。

実は最初主人公はCP9候補生だったけど嵐脚(枝葉を刈るのに便利)と月歩(脚立がなくても木に登れるから便利)しか使えない上に諜報員としての才能がまったく無いのでエニエス・ロビーの使用人に回されたという設定でしたが別に活用出来そうになかったので没でした。利点は立場がちょっとルッチに近付くってだけ。


2012/06/04

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