101129あとがき

今までのあとがき的なもの。

恋と博打
17巻の、キャンプの夜にタツミと話す椿くんの横顔が素敵だったので、目の前でこんな顔されたらきっと写真におさめたくなるなあ、と思って書いたお話。あと、連絡先聞き忘れて周りの人につっこまれる椿くんを書きたかった。つっこまれるところまで書いてないけど。
タウン誌記者というのは、前々から狙ってた設定です。地域密着なので、同様に地域に根付くサッカークラブと何かお仕事の企画とかありそうってことで、汎用性高そう。別のお話で使うかもしれない。
備忘録にも書いたのですが、若手の口調が分からん!なので椿くんの口調もちょっと変です。読んでくださる方はきっとお好きなように変換してくれるだろう!と読者任せな気分で更新しました。

大人げない03
自分で書いておきながら、彼女と話す赤崎くんが想像できません。ヒロインに彼女のことを褒められて満更でもなく思って、でも彼女にヒロインのことを褒められても同じように満更でもなく思っている、ということを書きたかった。この部分の赤崎くんは無自覚にどや顔をしています。五輪召集時のあの顔が最高に素敵。上手く表現できなかったのが悔しい。

肉を食す
書き終わって、さてタイトルをどうしよう、と思ったらこのタイトルが浮びました。何故か村越さんから焼肉のイメージを連想して書いたお話なので。とりあえずの仮題のつもりですが、意外としっくりしてるのでこのままで行くかも。と思ったけどやっぱりタイトルしょーもなさすぎる。ううむ。
正直、村越さんって何かお話を書くには難易度高いと思ってました。丹さんは若手と一緒にはしゃいじゃう、堺さんは迂闊なツンデレ、という親しみやすい一面があるのに、一歳違いなだけなのに、村越さん親しみにくいよ!と思ってました。今も思っているんですが。
あれ、村越さんって下の名前なんだっけ、と思ったら茂幸て!ちょっと待てーい。幸薄いでしょ!と思って、それを書きたかっただけのお話。十年前の村越さんは、モテてそうだし幸も濃そうなんだけどな。あと、ETUと結婚してるっていうくだりが書きたかった。さすがミスターETU。
焼けた肉をくれたり、「まだ焼けてねえよ」って言ったりして欲しかった。キャプテンシーを発揮する村越。さすがミスターETU。あと、チシャに肉を包むのとか上手そう。石焼ビビンバも、上手くおこげとかつくってよそってくれそう。なんだこれ。私の中の村越さんは焼肉奉行なのか。
最後の、いわゆる路チューっていうんですかね。村越さんしなさそうだけどなあ、と思いながら書きました。酔うとちょっとガードが緩むんですかね。自分で書いときながら村越像がぶれるぶれる。焼肉食べて、もちろんこのあとはめくるめく大人の世界です、多分。茂幸、お幸せに!




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