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0802

こんにちは藤乃さん。お言葉に甘えて、お返事がゆっくりになってしまい申し訳ありません…。
今回は丁寧な感想を本当にありがとうございます。嬉しくて、何度も読み返してしまいました。

さて、<美しい名前>まで海底を読んでくださったとのこと、どうもありがとうございます。
仰る通り不器用が過ぎる二人の関係ですが、他でもない、尊敬する字書き/絵描きの藤乃さんに楽しんで頂けているようで何よりです。
学生時代の描写は教授の口調が全く分からず、いつも(これで良いのか…?)状態なんですが、優しいお言葉いただけて安心しました笑
この頃の二人はほとんど繋がりがなく、お互いの事情でいっぱいいっぱいですが、そんな二人の色味がない青春時代も少しずつ意味があるものに変えて行けたら良いなあと考えています。
所詮ヌルいヒューマンドラマ字書きを自負しているので、人間同士のやり取りに注目していただいた藤乃さんの今回のご感想、本当に心に響きます。私こそ思わず涙しそうになる…笑

自己の承認欲求が満たされない子供時代…のくだり、私よりもずっとしっかりと藤乃さんがこのお話について理解してくださってるなあ!と目から鱗でした…!
ヨゼファは自分の愛情を誰かに受け入れてもらうことが望みでしたし、教授の方は勝手な憶測ですが自分の才能や能力を認めてもらいたかった、若しくは誰か(リリー)にとっての特別になりたかったわけですから、その点では確かにこの二人の望みは合致しますね。

そこに愛があるのかはまだ分かりませんが。ヨゼファの方は文中で何回も繰り返しているように心の底から教授を愛して執着していますが、彼の方はまだちょっと分からない。
彼の中には寂しさや苦痛の捌け口としてヨゼファを利用している自覚と罪悪感に似たものがうっすらとあるので、二人の関係はその弱い点に何かのダメージがあればあっさり崩壊する可能性も充分あるわけです。まだまだ不安定。

そうして後半のリリーの存在について触れたご感想、本当に心にきました…!もう今回の藤乃さんのコメントのおかげで海底を書いてきて良かったと心から思えます…!!描きたい狙いを読者様に汲んでいただけることは、字書きとしてこの上ない喜びです。

藤乃さんが仰る『信仰』という言葉が驚くくらいにしっくりときて、流石藤乃さんだなあ…と思いました。
リリーという女神的な存在はHP、そして教授の世界を描く上で必要不可欠だなあと映画を見返して改めて思ったんですよ。ヨゼファにとって彼の何が良かったか、というのも一人の女性をずっと想い続けた真摯さが大いを占めています故…。
そして教授自身がヨゼファをきちんと想っているかは前述の通りまだ不明です。しかし私の文章から、藤乃さんが仰ってくださる勿体無いお言葉のような感慨を抱いて頂けたなら、それは本当に幸せなことです。
私こそ、藤乃さんに読んで頂けましたことは何よりもの幸福です。
こうして小説を書き続けられるのは他でもない、藤乃さんがいつも読んでくれたり私の長っ話に付き合ってくれるからですよ!ありがとうございます。

ヨゼファのお父さんの話ですが、これは…なんでしょう、きっと藤乃さんならこういうこと言っても許してくれるだろうという甘えの元発言しますが…
ヨゼファが生まれてくる前に死んでいるフランス人の男なので……うん。地味で微妙すぎるクロスオーバーでした。笑

そして教授にあえなくかち割られそうになった花瓶のことを覚えていてくださるとは…!いや実際かち割られましたけれども笑
<夢の花>の花瓶も、<生まれゆく光>の手帳も、書いている私としてはそこまで意識していなかったところに藤乃さんが目を向けてくださって、思わずハッとさせられました。
思いがけずそう言った嬉しいお言葉を頂くと、小説を書いてサイトをやっていて良かったなあとしみじみ思います。これからも藤乃さんにお楽しみ頂けるお話が書けたら嬉しいです!


そしてそして。拍手小説に設置していた『ホログラフ』ですが、こちらにも沢山の嬉しいお言葉をどうもありがとうございます。
藤乃さんの推しであるルーナちゃんですので書くにあたって若干緊張したんですが、こちらも本編同様にお楽しみいただけたこと、心から嬉しいなあ!って思います。
仰る通り…ルーナちゃんは難しかった…!笑 でもああいったマイペースキャラとの掛け合いは主人公の性格上中々やりやすかったです。機会があったらまた書きたいですねえ。

主人公のヨゼファに対する勿体無いお言葉、恐縮です…!主人公のキャラクター性は夢小説の中で重要なことのひとつだと思っているので…彼女に対して愛着を抱いて頂けるのは一番の褒め言葉です。
でも藤乃さんは今もう充分美しくて素敵な女性ですから!これ以上何を目指すというのか!!笑


藤乃さんの今回のご感想を読んで、こんなにもお話を丁寧に読んでもらえるなんて私は幸せ者だなあとしみじみ思いました。
小道具の使い方ひとつとっても、つぶさに拾って眺めてくださる。素晴らしい文字書き/絵描きである藤乃さんは素晴らしい読者様でもあったのですね…。聞き上手/話し上手な藤乃さんの性質に私はいつも救われていますし、憧れます。

続きも引き続き楽しんで頂けたら嬉しいです!
またツイッターで電話で、色々お話しましょうね。今回は本当にありがとうございました。
そして返信があまりにも長々としててごめんなさい汗 お付き合いくださったことにも重ねてお礼申し上げます。

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