さて、問題です

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ねえ、おかしいと思わない？なんで泣いてるのかな。おかしいよね？だって、こうなるのはわかってたよね？ていうか、自分で蒔いた種だよね？貴方が壊したから、こうなったんだよね？そうだよね？三成のせいじゃないよね？そうだよね？秀吉様を××しちゃったのは貴方だよね？そうだよね？三成がどうなるかも、わかってたよね？わかった上でやったんだよね？絆を掲げてるくせに、三成との絆も、秀吉様と三成の絆も壊したんだよね？全部全部貴方が、お前がやったことだよね？そうだよね？ねえ、じゃあなんで泣いてるの？おかしいよね？え？もうやめてくれ？なにが？ああ、私が話すことを？なんで？自分の罪に耐えられないの？秀吉様も××して、三成までも××して。面白いね、これが絆か。面白いよ、ふふ、凄く、面白いよ。



「あーあ、ほんと、もう、嫌になっちゃう」



三成が憎悪に取りつかれたそもそもの原因はさ、秀吉様をお前に××されたからこうなったんだよね？で、次にお前は三成にまで手を出した。これで終わりだと思ってるのかな？ん？平和な世になったって、本当に思ってるのかな？終わらせるわけがないでしょう？私がまだ生きてるんだよ、ほら、早く××しなさいよ。それか、××されなさいよ。私も三成みたいになるけど、いいかな？こうなることもわかってるよね？私と三成が似てることくらい、わかってるよね？



「私としては、皆と同じところに行きたいんだよね」



絆が大切と言いながらも、結局お前は絆を壊してるだけなんだよ。え、なんでそんな悲しそうな目で見るの？お前は××せない？え、なんで？女だから？あはは何それ笑えるんだけど。あ、それとも私のこと好きだったりするの？やだ何それ笑わせないでよ、あはは。綺麗ぶっちゃって、面白いね。汚いくせに。そうだね、お前の妻になってもいいよ。ずっと傍に居てあげてもいいよ。うん、そのほうが面白そうだね。ああ、大丈夫安心して？別に寝てるところ襲ったり他の人を××そうとか、そんなことは考えてないから。





「ずっとずっと傍に居てあげる。ずっと、家康がいかに汚い人間かを私が教えてあげる。他の人は太陽だなんだって言ってるけど、大丈夫。私はちゃあんと見てるから」




綺麗な三成の前で汚い涙なんて、流さないでくれる？




「さて、ここで一つ問題です」






一番汚いのは、誰だろうね？