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ん?
不思議に思ってさらに顔を上げると。
「や!」
「うわああああ!」
あんまりにもびっくりして、私は大声と共に後ずさり、足が絡んで尻餅をついてしまった。
「な、ななななんで!?」
「んー、やっぱりいいリアクションだなぁ名前は。」
ニコニコしながら、異常なまでに近い距離にいたカカシ上忍は、私にまた一歩近付いて手を差し出した。
「だ、大丈夫です…。」
大丈夫だから、それ以上近づかないで!!
私は何とか距離を保ちながら立ち上がる。
差し出した手を、カカシ上忍は残念そうにポケットに仕舞う。
「久しぶり名前。元気だった?」
「ええまあ、何とか。」
というか、カカシ上忍のせいで寿命縮まったよ!
そんな思いで私は、カカシ上忍を少しだけ睨んだ。
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