過去拍手お礼文 | ナノ

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ああ、疲れた。
俺は仕事でぐったりした体を、ため息で誤魔化しながら歩いていた。

毎日毎日、夜遅くまでくたくたになるまで仕事をして、朝は早く家を出て。
蟻のように働いて、こき使われて。
疲れるったらありゃしない。


「お帰りなさい、あなた」


でも、この華のような笑顔を見れば。


「夕食とお風呂、先にどちらにしますか?」


この、澄んだ声を聞けば。


「え?今、ですか…?だめですよ、お疲れなんですから。
せめて夕食を食べてからし、しましょう…。
…ね?」


この、顔を真っ赤にして、腕にそっと抱きついてくる仕草を見れば。


「好きです、あなた」


俺の疲れなんて、全て吹き飛ぶんだ。



ハード一日
(朝も、昼も、)


「い、行ってらっしゃい、あなた…」

その、かすれた声も。


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100517〜100926
世界的に有名ですが、結構昔の歌を参考に書きました。


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