過去拍手お礼文 | ナノ

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「あ、クソッ」

「こらーあなた女の子でしょ」

「うるさい…ぐは!」

「弱いねぇ」


勝利画面を見ながら呟く彼女にムカつきながら、言い訳をする。


「回復コマンド入力できなかったの!」

「…後から言う言い訳ほど見苦しいものはないよねー」

「…すいませんでした私が弱いです」

「よろしい」


にっこり笑う顔は、まるでお前になんかいつでも勝てるよと言っているようで。
足まで組んで誇らしげな顔をしてさ…ふくらはぎ太くなるぞ。


「…も、もう一回、やろうよ」

「ん?いいけど。どうせまた負けるんじゃない?」

「、やってみなきゃわかんないでしょ!」

「はいはい」


その笑い方、ムカつく!

















「…また負けた」

「だから言ったでしょ。ざまあみなさい」

「誰が授業中いつも寝てる君のノートとってると思ってるの」

「見下してすいませんでした」

「よろしい。
じゃあ次はこっちのゲームしようよ」

「はいはい」



いつまでもめげずに挑戦してくる彼女に苦笑する。
あ、あのゲームは…私が苦手なやつじゃないか。
くそ、考えたな…


「次はどっちが勝つかわからないね」

「いや私そのゲーム苦手だから」


勝ち誇った様な彼女の笑みに、思わずちっと舌打ちしてしまった。




(こらーあなた女の子でしょー……プッ)
(うっさい人の真似すんな笑うな!)


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?〜100516
友達がゲームやってて思い付いた話でした。


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