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シャワーは後、と引っ張られたのは寝室。
そのままベッドに押し倒され、乱暴にブーツを脱がされ、覆いかぶさる彼の顔から目を逸らす。気付かれていた。しかもわざと挑発されていた。
その事実があまりに恥ずかしく、バーナビーは憎まれ口を叩くことすら出来ず、うんともすんとも言わずに顔を両腕で隠しながら借りてきた猫のように大人しく横たわる。

「おいおい悪かったって。からかったつもりは無かったんだ。」

「知ってます。もう、僕がおかしいだけなんで構わないで下さい。」

「はあ?おかしくないだろ?」

そんな、あれだけの事で勃起してしまった事がおかしくないわけがない。思春期の子供みたいでひたすら恥ずかしく、仰向けの情態が耐えられなくてうつ伏せになり枕を抱いて顔を埋めた。

「あらあらバニーちゃんないないしちゃったんでちゅかー?」

「…何ですかその話し方…」

「え、お前が可愛い事するからつい。」

ついって何だついって。
こちらは情けなくて仕方が無いというのに。
拗ねるように首を振り、一人にして下さいなんて可愛く無い事を言うと、ごめんごめんと笑いながら謝られ、その逞しい体を重ねてきた。

「悪かったって。可愛いからイジリたくなったんだよ。ほら…俺も一緒だから。」

「ぁっ…!」

言葉と同時にグ、と尻に食い込まれる硬いそれ。
肉と肉の狭間に挟まれるようにくいくいと押し付けてくるそれは自分の股間と同じように熱を持って主張している。

「や、何で…」

驚いて思わず振り向くとその頬にちゅっとキスをされ、だってご無沙汰だっただろ?と掠れた声を吹き込まれた。

「それに、バニーからいい匂いするし…すぅー、これ、堪んね…」

「んっ…」

後頭部にぐりぐりと鼻先を押し付ける彼は、何回か深呼吸し、その香りを楽しむ。それと比例するように尻にある物が大きくなっていく気がして、バーナビーはひくひくと喉を奮わせながら小さく喘いだ。

「ゃ、こて、つさん…何で大きく…」

「だから、俺もキてんだって。」

動くことが出来ず、枕を抱いてされるがままに硬直していると、同じだよ、と手が前に入ってくる。
あっと思ったら、ボトム越しに硬くなった陰茎を摩られ、同時にぐりぐりと後孔を狙うように腰を揺さぶられ、そのいやらしい行為に高い声が洩れる。

「あ、あ、やめっ…」

「な、これ脱いで。」

「はぁ、ぁ…んっ」

腰を掴まれ四つん這いにされる。
我慢出来ないと言った感じの切羽詰った声で「脱がすから」とベルトのバックルに手を掛けられた。そのままずるずると下着ごと下ろされ、丸く白い尻が現れる。
インナーの黒いTシャツも背中が剥き出しになるように捲り上げられ、その布が擦り上がる感触にすら感じてしまった。

「今日凄いな。どうした?」

「そ、な…知らな、です…」

多分、久しぶりだから。
そう続けようと酸素を吸ったが、その言葉は小さな喘ぎ声に切り替わってしまう。
再び覆いかぶさってきた彼に、背中を舐められたからだ。

「ぁっ、やっ、舐め…っ」

「今日はすっげーバニーを食べたい気分。」

「だめっ、痕は、」

「残さねーよ。」

カプカプと軽く歯を立てながら舌を上から下へれるーっと滑らせてきて、それに合わせ体が奮える。
ついさっきまで全身を舐められたいなんて想像していたからその願望が洩れてしまったのかと一瞬焦った。

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