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グラスの底に残っただけ口に入れたまま、仰向けのバーナビーの首の下に腕を入れた。
虎徹から注がれるアルコールを甘受し、更に舌を求めて唇に吸い付く。

「甘、い、虎徹さん……」

「美味いか?」

「は、い……貴方は可愛く、ないけど……」

「んだよ、さっきの続きか?」

無駄口をたたかせないようにバーナビーの脚を大きく広げて両肩に担ぎ、挿入を再開する。

「あ、っ可愛くなんかな、ですけどっ……」

「もうその話は」

「好き、ですっ……」

「……え?」

「可愛くない、し、おせっか、いだしっおじさんだし……でもっ」

潤んだ翠の宝石が二つ、虎徹を捕らえる。

「こんな、ことしたい、のも、貴方が……好きだからっ」

思いがけない言葉。
勿論好かれているのは承知だが、改めて言葉にされると虎徹の胸に愛がこみあげてくる。

「まだ酔ってんの……?こんな時に……お前こそ、狡いっ……」

堪らなくなり、一気に体を進める。

「ひぁっ!」

自分が上になっていた時よりも、深く強く打ち付けられたバーナビーは、全身を粟立たせる。

「あっあ、こて、つ、さっ……」

「あぁ、バニー」

肌と肌がぶつかる卑猥な音はバーナビーの劣情を煽る。

虎徹が中程まで引いてまた最根まで繋がる度、前立腺が擦られ腰から下が熱くジンジン痺れた。

「あ、あっんっ、口、欲しっ」

求めるままに唇を合わせると、バーナビーは虎徹の腕を握る。
付き出してきた舌に歯を立てると、爪が虎徹の二の腕に薄い筋を引く。
揺する度にもう我慢する事を忘れたバーナビーの声が反響した。

「んぁ、あっ、ナカ、貴方のっ熱くて、気持ちいっ……」

「俺の、熱い、かよ?」

「あ、あ、つぃ、も、っと」

「お前ん中も、溶けそう……何処が、イイ?」

低い体温から想像つかないバーナビーの熱い内部。
柔らかい粘膜が虎徹を包む。

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