扇風機及び彰について

翠「そろそろ涼しくなってきたと思わない?ここの扇風機、片付けてもいいかな」

コルト「はい。夜とか寒いですし」

彰「えー!風呂あがりとかどーすんの」

啓司「風呂あがりは自分の部屋行けよ。扇風機もクーラーもあるだろ」

彰「やなのー。風呂場出てすぐ直行したいの。あちーし」

啓司「まあ涼しいっちゃ涼しいけど、まだ用はあるかもな」

コルト「ていうか自分とこでお風呂入りなよ。なんでわざわざ」

彰「俺は風呂に入りたいと感じたその時一番近い風呂に入る。それだけだ」

コルト「なに真顔でかっこつけてんの」

啓司「しずかちゃんかよ」

彰「キャー。コルトさんのエッチ」

コルト「なっ……わーんケジエもん、アキランがいじめるよ」

啓司「ふーふーふー。コルトくんにこれをあげよう。テレテテン。ばーくーはーそーうーちー」

コルト「わーい」

啓司「これはね、アキランの背中に取り付けてこのボタンを押すと、なんとアキランは死ぬんだ」

コルト「わーい」

啓司「一応人一人ぶんだけど、まわりにガソリンとかないか気をつけてね。絶対に近寄っちゃだめだよ」

コルト「わかったよケジエもん。早速取り付けてくるね」

彰「俺、風呂入ってくるわ」

コルト「えへへ。一緒に入ろう」

彰「!…うわあ…断れない…断りたいけど断れない…コルトさんのエッチ!」

コルト「うん、エッチだから、彰のすべてを知りたいの」

彰「すべてって何!?すごい、全部怖く聞こえる!俺のすべてって絶対骨とか中身とかそういうことだ!」

コルト「えへへ」

翠「本当ににコルトちゃんの笑顔は可愛いわね」

啓司「あの笑顔のためなら何を犠牲にしてでも頑張れますよね」

彰「ダメ!俺の命犠牲にしちゃダメ!俺は泣いちゃう!」



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