女主 | ナノ


▼ 違います(笑)

「何度でも言うがな」
「はい」

「俺は断じてヘンタイじゃない!!!」
「へえ……ププッ」
「いや笑うなよ……」

「また誰かに言われたんですね」
「今日もアルルに言われた」
「シェゾさんアルルちゃんとのエンカウント率高いですねえ。アルルちゃんは万有変態引力でも発しているのかしら、うふふ」
「誰がヘンタイだ誰が!いやお前だろうが!!!」

「あと赤ぷよ帽と左手が赤いガキにも言われた」
「アミティちゃんとシグくんですね。名前覚えましょうよ」
「また今度頑張る」
「このヘンタイボーイめ」
「だからヘンタイじゃないって言ってるだろ!!」
「このダークボーイめ」
「それはなんかいいな…許そう」
「シェゾさん最近アホですねえ。平和ボケでもしてるんですか?」


「だから今日こそヘンタイと呼ばれないために索を考えようと思ったんだ、が」
「はい」
「いや…お前、俺が話している時は下品なことを言わないんだなと思ってな」
「………!!!」
「何その反応」

「なんということでしょう……」
「劇的に何かが変わったのか?」
「シ、シェゾさんやっぱり今日はものすごいアホですね…調子狂うじゃないですか」
「すまん続けていいぞ」

「私ったらここに来た目的をすっかり忘れていました……唯一お話がわかってくださるシェゾさんにこの燃(萌)えたぎるHEARTを語りつくす……言ってみればシェゾさんの存在理由なんてその程度なのに」
「お前今ものすごく酷いこと言ったぞ。流石の俺も怒りを通り越して傷つくからやめろ」
「あらすみません」
「ああ」

「シェゾさんが淹れてくれる紅茶があまりにも美味しいので、すっかり忘れて普通の話をしていましたよ」
「いつもしている話が普通じゃないってことはわかってるんだな」
「紅茶ではなく日本茶だったらガイコツが沸いてましたねえ」
「なんか大絶賛されてる」



「そういうわけでいつも通りのお話〜R20もあるよ☆〜を詰め込みで今から語ります!このあと急ぎの用事があるので!」
「俺はすごく余計なことを言ったんだな!下ネタ部分はカットだ!!」

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