女体化・生理ネタです

ぶんちゃんは生理痛が酷くて、回りの女の子や、仁王くんですら直ぐにわかってしまいます

生理中のぶんちゃんは倦怠感・下腹部痛・甘いものに対しての食欲増進が著しいのです。
休み時間に仁王がぶんちゃんの元に行くと、ぶんちゃんが気づくより先に、隣の席の女の子が此方に振り向き、困ったような笑みを浮かべます。
『二箱目』
唇の動きだけでそう伝えた彼女は空気を読んでかどこかへいってしまいます。
ぶんちゃんの方をみると、チョコレートのお菓子をパクパクと口に運んでいます。
これか。
すぐに残りはなくなり、ぶんちゃんはこちらに気づかないまま小さく子供のように唸りながら足をばたばた。
そしてからごそごそとカバンから(中に大量のお菓子が……)新しいお菓子を取り出して封を切ります
「ストップ」
流石に3箱目はだめだと、仁王が止めに入ります
ぶんちゃんは今の今まで仁王が側にいたことに気づいておらず、びっくりしたような顔に。
しかしすぐにそれは不機嫌な顔に戻り、唇を尖らせます
「流石に食べ過ぎ。もうそろそろやめときんしゃい」
自覚は有るのかつまらなそうな顔をして、食べ漁ったお菓子の包み紙を弄くり回しています。
しかしすぐにそれに飽き、ごみくず二箱分……と、鞄から出した空のお菓子の袋をまとめてゴミ箱に捨てにいきます。
その様子を、さっき席を開けてくれた女の子の椅子に座りながら仁王は眺めました
冴えない顔をして戻ってきたぶんちゃんは仁王を見て、眉を潜めたのを仁王は見逃しませんでした。
「こっち座って」
そういって指したのはぶんちゃんの席。
辛いのだから座ればいいのに、と思うも、考える時間さえまどろっこしいのかさらに眉を潜めたぶんちゃんにこれ以上機嫌を損ねるのも嫌なので仁王は素直に従います。
仁王が座ると、ぶんちゃんは仁王の足の間に座りました。
やっと意図を理解できた仁王は、後ろから小さなぶんちゃんの背中を抱きしめ、包みます。そして、優しくぶんちゃんの下腹部を撫でます。
背中を包む暖かい温もりにぶんちゃんは満足そうにそれに身を委ね、甘えるように背中を預けます。
「女の子は大変やね。」
「痛いしだるいし、食欲も増しちゃうしね」
「食欲増しとるんはいつもやけど」
「うるさい」
「……俺にはわからん痛みやけん、理解はできん。けど、こうやって少しでも痛みが和らぐんやったらいいなって思うよ」
そう言うとぶんちゃんはお腹を撫でていた仁王の手をきゅっと握ります。仁王はもう片方の手でその手を覆うと、ぶんちゃんは嬉しそうに笑いました。
「うん、ありがと」
「おん」
「………ね、にお」
「ん?」
そこまで溜めると、ぶんちゃんは振り向きちゅっと可愛らしい、一瞬の短いキス。
触れた柔らかい感触に仁王は驚きを隠せません。だってあのぶんちゃんが…!!
すぐにぶんちゃんは体勢を戻して背中を向けました。
髪から覗く耳が赤い。
仁王も嬉しくなって気分が高揚します。
「ぶんちゃん」
「うっさいばか、すき」
こんなデレはなかなかないのでニヤニヤが止まらない仁王。
仁王もお返しとばかりにそのほんのり赤くなった首筋にキスを落とします。
「……ここ、教室…」
「ぶんちゃんもしたじゃろ」
「………ばか」
「おん。」
そして仁王はぎゅっとぶんちゃんを抱き寄せます。
ぶんちゃんはもう胸がとぅくんとときめいてます。
耳に唇をよせ、仁王は囁きました
「あいしとおよ」
ぶんちゃんが小さく、私もと言ったのを聞かないふりをして、聞き返してみようか
なんて意地悪を思ってしまった仁王くんでした


教室内ロッマーンス!
ぐだぐだだけど理想
ちゃんとかこうと思ったけど無理っぽいので垂れ流し!!

甘えたくなるんですよ
というか日常的にほんとは甘えたいぶんちゃんだけど、素直になれないので女の子の日を利用してこうなるんです
でもこのあと気恥ずかしくなってどちらかが空気壊す発言しそうですよね
ハァー…!






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