OTK!!




「さぁすけー!!大変でござる大変でござる!!」


「もぉござるとか大声で言わないの!!また女子が引くでしょ!!…で、何よ」

「たたたた大変でござる!!マドカたん限定フィギアが発売でござる!!通常バージョンの変身スーツでは見ることのできないあれの可動域をリアルに再現した真・スーツバージョン…!これは買わねばならぬぅう!」

「…俺様一緒に買いに行かないからね」

「ぬぅああ流石佐助!話のわかる!」

「行かないってば!旦那一日前から並ぶじゃん!!夏ならまだしも今冬だよ!?死んじゃうよ!?」

「保存用と鑑賞用と保存用でござる!!最低でも3つ!!3つは欲しい!!」

「だから行かないってば!しかも保存用二回言ってるし…あれ?旦那実用とか言わないの?」

「へ?実用?はははは破廉恥な!某はマドカたんにそんな汚れた思いは抱かぬわっ!!マドカたんは清らかな…そう!!まさに聖域!!」

「…あ、さいですか」

「だから頼む!!一緒に並んでくれ!!お主しかおらんのだあああああ!!」

「…学食Aランチ一週間」

「みみみ3日!」

「…二週間」

「わかった5日!5日でどうだ!!」

「交渉成立」

「うおおおお!流石某の嫁!!」

「は!?嫁!?マドカたんは!?」

「…マドカたんは2次元だぞ、佐助…2次元とは恋愛できんぞ?大丈夫か?」

「は、はは、さいですか…え?じゃあ誰とすんの?まさか俺と?」

「馬鹿者」

「だよね!!」

「当たり前だろ!!」

「え」

「嫁だからな!!」

「え!!」

「佐助は鑑賞用にも保存用にもせぬ!!マドカたんより大事にするぞ」

「旦那…って実用用しか残ってねぇじゃねぇか!!」

「…嫁、だからな」

「破廉恥!!」

「あべしっ」






-あとがき-----

また会話文だよこいつ…ってことで幸佐で学パロでした〜。

設定として二人は高校生くらいで、旦那はオタクです。顔がよくて、文武両道で、オタクであることを微塵も隠さない爽やかな熱血系オタクです。コミケとかばんばん行くタイプの行動力がありますが佐助を巻き込みます。佐助と何時からの知り合いかは考え中(昔からでも最近でも面白いよね…どうしよう)

これはちゃんとした形であげたいので、近々また肉付けしたものを皆様の前にいつのまにかあったふうを装いつつ届け出来ればと思っております。

ではでは、楽しんでいただけたらこれ幸い。