10月31日、青心寮5号室。


「倉持先輩とりっくおあとりーと!」
「はあ?急に何だよバカ村」
「バカじゃねえよ!クラスの女子が教えてくれたんすよ。今日はこう言ったらお菓子もらえる日だって」
「あー、そういやハロウィンか」
「はい!お菓子くださいっす!」
「いや、女子じゃねえんだから菓子常備してねえよ…増子さん、何かあります?」
「(俺の分のプリン以外は)ない」
「そーすか…あ、そうだ」


倉持がにやりと悪い顔をする。


「おいバカ村」
「だから、バカじゃねえっす!」
「もらいに行くか?菓子」
「へ?」
「他の奴らの部屋、襲撃すんぞ!」
「お、おーっ?!」
「増子さんも行きます?」
「俺はいい。プリンを食べるところだしな」

増子には最早、目の前で燦然と輝きを放つプリンしか見えていないようだ。


「よーし、じゃあ」
「「突撃!(っす!)」」












いってきます!
10月って3年いなくね、みたいな
野暮なツッコミはなしの方向で☆←



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