「あのさ、春市。お前に言っときたいことがあるんだ」
「え、なに?いきなり…」


亮介はすう、と息を吸った。



お前が俺を追っかけて青道まで来たの、結構嬉しかったよ。でも、お前もそろそろ、"小湊亮介の弟"じゃなくて、"小湊春市"として見てもらわないとな。お前ならできるよ。だからもう、俺の影ばっか追ってちゃ駄目だからな。

きっと俺の後、セカンドのレギュラーはお前のものになると思う。倉持は俺を尊敬してたけど、あいつも頼れる奴だから、今度はお前があいつに色々教えてもらえよ。それが、あいつにとってもお前にとっても絶対プラスになるから。2人で成長して行け。

それから、二遊間チョップの伝統だけは守り抜けよ。また直々に教えてやるから。




ワンブレスで言い切った亮介は、満足げに笑った(いつも笑っているが)。


「以上。何か質問は?」
「…あの、兄貴?1つ…いい?」
「ああ。なに?」
「途中までさ、すごいじーんときたんだけどさ」
「うん。いい話だっただろ?」
「最後ので涙も引いたっつーの!」ずびしっ。




お兄ちゃんの本音


「ふっ…さすが春市、初めてにしてはキレがいいじゃん」
「え、そうかな?ありがと…ってそうじゃなくて!」












短い。
結局何が言いたかったって
小湊兄弟が好きだってこと←
二遊間チョップは小湊チョップ?
公式設定あったかな分からん…



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