復活夢小説 女主 [暴食の彼女]
2014/08/26 02:52


食べることが好きな人間は二通りいる。
食べて太らない人間と
食べて太る人間と。

私は後者の人間だ。

食べて肉がつくので周りから「デブ」とか「ブタ」とか「ウシ」とか「デブカス」あ、最後のはボスだけだ。とにかく言われることがこの人生よく言われた。私はよく言えば「ぽっちゃり」なのだ、そこだけは覚えていてほしい。
間違えてほしくないのは、この体型を否認しているわけじゃないことだ。私は周りから思われる、言われていることを言っているだけで、自分にとってのこの体型はかなり好きである。
例えば、現在暗殺の仕事をしているんだけど、目の前に敵にいる。ニタリとも笑わないが、相手は私の方へ走り出した。そして私に一振り、剣で斬ろうでしたのか、大きく構える。こんな時、彼が思ったのはこうだ。
体型がこれなのだ、攻撃力は凄いが瞬発力は低い。と。

私はこんな体型だけど瞬発力は良い方で、余裕で交わし懐に入り込んだ。想像していた彼の考えが合っていたのはあれが驚いていたからだ。そして私の武器で殺した。私の方が一振りで殺しちゃったよ。
こんな風にたいていの人間は油断するから容赦無くスキを狙え、攻撃が出来る。
死体を端っこに足で退かし、道を作る。ボスが帰って来る前に道を作ってないと怒られる。コオオオだけはやめてほしい、あれは火の加減が出来なくて食べ物を消滅させる。何十人殺したのか覚えてない死体を遠くから見る。
我ながら仕事をしたなあ。

「あー、ご飯食べたいなぁ」

空腹には勝てない。あとで、シェフに何か作らそう。
さてと、また敵が来たから、戦闘準備をしなきゃーねー。

シェフの料理が待ち遠しい。





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