案の定ありました。大一大万大吉Tシャツ。
しかも黒地に紫というまさに三成さんホイホイとしか言いようのないTシャツ。
買うしかなかったですね、はい。

少々値は張ったけども、謎の満足感を得られたし問題はない。
それとそのほかに、灰色のグラデーションのTシャツと三成さんが強請ってきた豊臣の家紋がプリントされたTシャツ、細身のジーンズなどを数着購入した。

私が気に入ったのは大一大万大吉Tシャツだったが、三成さんは豊臣家紋Tシャツでホクホクならしい。
うん、なんかかわいい。いいことした気分。




あとは下着かあ。
男性用下着なんて買ったことなかったので、店員さんのオススメでとりあえず適当にそれっぽいものを買っておいた。
きっとサイズは大丈夫だろう。
ついでに自分の分も。

その後他にも必要そうなもの(歯ブラシとか)を購入して周り、一息つけたのは二時間後だった。

適当に目についた喫茶店に入ってアイスティーとウーロン茶を注文する。
本来は親しみがあるであろう緑茶がいいとおもったのだけれどなかったので、取り合えず同じお茶ということでウーロン茶。
意外にも気に入ったらしく、普通に飲んでくれていた。よかった。



「三成さんそれホントに気に入ってるんですねー…」
「秀吉様…!」

豊臣家紋Tシャツの入ったビニールをぎゅっとクッションのように三成さんは抱きしめている。
なんだろう、なんだかぬいぐるみを抱きしめる子供にみえてきたぞ。
かわいい…!!





私はそのTシャツよりも大一大万大吉Tシャツを着た三成さんがみたいんですけどね。









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