ウエストとか腕は物凄く細い…っていうか私よりも細いから心配ないんだけど、問題は長さなんだよなぁ。 この人細長いし…。 「とりあえず三成さん甲冑脱いでよ」 「何故だ」 「その格好だと出かけるのに目立つから。この中から着れる服さがして着替えて。」 「…わかった」 ガチャガチャと重たそうな装備を外していって、ある程度軽そうな格好になった。 甲冑達は暫らく使わないと思うから、押入れの中で眠っていただく。 「えーと…これとかどうだろう。」 黒のVネックのロンTを手に取る。 確か、背の高い友達がくれたんだけど、小さいからってくれたものだった。 ちなみに余談だがその友達は男装喫茶で働いている。 三成さんにVネックのロンTを合わせてみると着れそうなので、とりあえず上にはコレを着ていただくことにする。 ズボンはどうしよう、適当なジーパンでいいか。 同じ友人から同じ理由で貰ったジーパンを探してそれを三成さんに押し付ける。 男性といえど着替えを見るのもどうかとおもったので、風呂場に押し込んで着替えるように言った。 「着方わかります?」 「…南蛮の服に似ているから分かる。」 南蛮…まぁ、そうか。洋服だからそんなもんか。 - 当時の南蛮の服はシャツかなんかだとおもいますけどスルーしていただけるとありがたい です。 ←→ |